●ウェルカムドリンク：サクランボ　ジュース（ヴィシネ　ネクタリ）
朝食の時のジュースといえば、オレンジ、トマト、グレープフルーツが一般ですが、
トルコでみんなが朝ごはんに選ぶのは、透き通った宝石のようなルビ色。
それが 「チェリージュース」です。とってもポピュラーな飲み物で、いろいろな種類が売られています。
甘さ控えめでむしろ酸味があって、爽やかな風味です。 



●野菜とマッシュルームのトルコ風スープ　（セブゼリ マンタル　チョルバス）
トルコのディナーには欠かせないスープ。トルコのディナーは、まずスープから始まります。
ヨーロッパやアジアとも異なるスープは味も作り方も概念が異なる為びっくりされることが多いようです。
トルコ語で「セブゼリ（Sebzeli)」は野菜、
「マンタル（Mantra)」はキノコ。
「チョルバス（Çorbası)」はスープ。
今回のスープは、バターと塩を使った体にやさしく、腹持ちもよいスープです。
季節の変わり目で疲れた体に、野菜入りキノコスープの優しい味のスープで、心も体も癒せます。 



●３種のトルコポテト（パタテス　トプラル）
ニンジンなどカラフルな野菜をふんだんに使ったトルコのポテトボール。
すべて簡単に手に入る材料で数種類のそれぞれ味の違うカラフルなポテトボールを作ります。
それぞれ温かくても冷たくてもおいしく、おかずにも、おつまみにも、ランチボックスにも、
見た目も味も楽しめる一品。
特別な日に、こんな色鮮やかな一品が食卓に上がっただけで、みんなテンションマックスです！ 
これからの行楽シーズンのお弁当にこれが入っていたら、モチロン注目されること間違いなし！ 



●フライド・カラマリ　（カラマル　タヴァ）
アメリカ、スペイン、フランス、ギリシャ、南米そして、トルコ。
同じ名前の料理として世界中で市民権を得ているフライドカラマリ(Fried Calamari= Kalmar tava)。
海外で食べ物に困ったらまずはコレを注文するとハズレることはないメニュー。
世界中でも食されているKalmar tava(カラマル　タヴァ)ですが、
トルコではソースが決めて。トルコ風のタルタルソースやサルサソース、アイオリソース、
などいろんなソースをディップします。ところですべてトルコ風とつくのは味が
フランスのタルタルともメキシコのサルサとも異なる為。
今回は、少しスパイシーなトルコ風ガーリックソースです。ビールのおつまみにもぴったりですよ。 



●マンティ
トルコのガイドブックにかならず載っている名物メニュー。
「トルコ風ラビオリ」として紹介されている料理で、ラビオリの皮も生地から作ります。
さすがシルクロードとヨーロッパの間にある国。Manti（マンティ）は、
中国語でのマントウや、日本語での饅頭という言葉でもわかるとおり、
アジアとヨーロッパの食のつながりを感じます。
Manti(マンティ)は、小麦粉を練って作った皮に肉餡を2cmほどの大きさに包んだものをゆでて、
特製のトルコ風トマトソースと、特製のトルコ風ヨーグルトの2種類のソースで頂きます。
さらにチリ パウダーや溶かしバター、スーマックやドライミント、ニンニクなどを
好みで加えて食べることが多く、バターで炒めた皮の香りが非常に良いお料理です。
小ささが特徴のマンティ。一つずつ指の先でつまんでマンティを作りこれもまた面白い作業です。

デザートとしての甘いヨーグルトだけでなく、世界でも屈指のヨーグルト王国、
トルコのヨーグルトソースをマイ レシピに加えてみませんか？ 



●レモンプリン（リモンル　パルゼ）
砂糖やハチミツたっぷりの甘い伝統菓子もあるトルコのデザートですが、
プリン系のデザートは甘さ控えめで病みつきになります。クセになっちゃうトルコスイーツ。
ゼラチンや卵などで固めるプリンとはちょっと違う、爽やかなレモンの風味のプリンをお楽しみください。 



●トルコ紅茶
トルコの紅茶と言えばアップルティやチャイと呼ばれるミルクティなど。
濃厚な味わいで上品な紅茶です。トルコの茶器は独特のデザインをしていてとても美しい。
トルコの紅茶食器でお召し上がりいただけます。