Cha takrai チャー・タクライ
■レモングラスティー
タイのお土産としても人気の高いレモングラスティー。清涼感のある香りはレモングラスに多く含まれている精油成分のシトラールなどによるものです。このシトラールは気分をリフレッシュさせるだけでなく、集中力を高める働きがあります。また、血流を良くする効果が高く、ビタミンやミネラルも豊富に含んでいて、肌を美しくするとも言われています。女性に嬉しいお茶、というわけです。


Tao hoo tod タウフ トード
■揚げ豆腐 ピーナッツソース添え
豆腐を揚げるところから作ります！
私の友人のベジタリアンとビーガンの間で大人気の一品です。豆腐を揚げて、スパイシーで酸味のあるピーナッツソースをつけていただきます。市販の厚揚げでも出来ますが、ぜひ豆腐を揚げるところから作ってみてください。揚げたての豆腐の美味しさに感動します。



Kao mok gai カオ モック ガイ
■タイ風チキンビリヤニ
カオソーイとともにチェンマイや南部の人気料理となっているカオモックガイ。カオは「ライス」、モックは「ミックス」、ガイは「鶏肉」という意味で、鶏肉を使った炊き込みごはんです。スパイスをふんだんに使いますが、辛味は抑えているのでどなたにも召し上げっていただけます。鶏の風味が染みわたった米が美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまうのが心配なほどです。



Nam Jim khao mok gai ナム チム カオ モック ガイ
■スパイシーミントソース
カオ モック ガイの鶏肉に付ける味変ソースです。ミントにガランガルを加えるのでタイらしい爽やかな香りとなり、スパイスの香りと相まって美味しさを倍増させます。このソースは羊肉や揚げ魚などとも相性が良く様々な料理に使えるので、覚えておくと役立ちます。



Soup gai Islam スープ ガイ イスラム
■イスラムのチキンスープ
カオモックガイを食べる時に欠かせないのが、こちらのチキンスープ。カオモックガイとは互いに引き立て合って、美味しさを倍増させる最強コンビとなります。辛くて酸っぱいこのスープ、一度飲んだらやみつきに。ポイントは揚げたホムデン。香ばしいかおりと甘みが、スープの美味しさを際立たせます。



Khanom tom カノム トム
■ココナッツボール
タイの伝統的なお菓子です。13世紀から14世紀後期まで続いたタイ族の最初の統一国家スコータイ王朝時代から食べられていたもので、様々な儀式の際にも欠かせないものとなっています。もち米粉、ココナッツ、パンダナスジュースを主な材料として作ります。甘くて柔らかくてしっとりなめらかに仕上げることが重要です。中に椰子砂糖で甘く煮たココナッツが入っているので、食べるとココナッツの風味が口いっぱいに広がります。



กาแฟ ชา Kaafe, Cha ガフェー、チャー
■コーヒー、お茶
タイではコーヒーのことはガフェー、お茶のことをチャーと呼びます。冷たいコーヒーはガフェーイェン、ホットコーヒーはガフェーローンと言います。タイではコーヒーはミルクがたっぷりで甘いのが基本です。コップにまずコンデンスミルクを注ぎ、その上に濃いめに淹れたコーヒーを注ぎ、仕上げにエバミルクを加えます。ミルクなしのあたたかいコーヒーが欲しい場合はガーフェーローン・マイアオミルクと注文します。ミルクなしでコンデンスミルクの代わりに砂糖を入れてくれる場合もあるので、ミルクなしの甘くないブラックコーヒーがご希望の場合には、ガフェーローン・マイアオミルク・マイアオシュガーと言います。マイオアは「なしで」という意味です。


※タイ料理は、右手にスプーン、左手にフォークを持って食べるのがマナーです。料理を口に運ぶのは、右手のスプーン。基本的にはフォークは料理をスプーンに乗せる時のサポート役として使います。そのため、テーブルセッティングでも中央に皿を置いて、右にスプーン、左にフォークを置くことがあります。