Welcome drink
● ウェルカムドリンク


Huevos a la flamenca
●ウエボス・ア・ラ・フラメンカ/フラメンカエッグ（アンダルシア地方）
輝く太陽とヒマワリ畑。情熱的なフラメンコ。そんなスペインのイメージはスペイン南部アンダルシア地方のこと。ジャガイモやパプリカなどの野菜をトマトで煮込み、卵を落としてオーブンで焼いたお料理です。フラメンコのような情熱の赤と、照りつける太陽を思わせる卵のコンビネーションが、熱い血潮溢れるアンダルシアの郷土料理です。 



Porrusalda vasca
●バスク風タラとジャガイモ、ネギのスープ（バスク地方）
美食の都、スペイン北西部のバスクからは、ほっとする味のスープです。塩漬けのバカラオはバスク料理で最も重要な食材のひとつで、バスクでは生のタラさえもバカラオと呼ばれるほどです。今回は塩漬けではないタラを使い、日本の家庭で作りやすいバージョンで作ります。ネギとジャガイモの優しい味のスープにタラを浮かべて隠し味にちょっと唐辛子を効かせる、味も見た目もレストラン風の本格的な仕上がりです。 



Pinchos Morunos
●ピンチョ・モルノ/ムーア人のピンチョ（アンダルシア地方）
スペイン南部、地中海に面して広がるアンダルシア地方は、古くからキリスト教徒とイスラム教徒の攻防の歴史により、建築から料理に至るまであらゆる分野に両者の影響が色濃く見られます。ムーア人、あるいはモーロ人と呼ばれるのは、イスラム教徒のこと。イスラム教の人々の串焼き肉、ケバブと、串を意味するピンチョから名付けられた料理です。
もちろんイスラム教では豚肉は食べませんが、スペイン人は大好き。なので、今回は豪勢に豚肉、鶏肉、牛肉、羊肉を使ったピンチョを作ります。クミンやコリアンダー、にんにくなど何種類ものスパイスでマリネしてから大きな串刺しにしてグリルします。仕上にはフライドポテトとサラダを添えるのがアンダルシア風です。 


Habas salteadas a la menta
●そら豆のミント炒め 生ハム入り/（カタルーニャ地方）
日本でも旬のそら豆をミントで炒める爽やかなサイドディッシュは、バルセロナのあるカタルーニャ地方の旬の味。季節になると家庭でも作られるそら豆料理の代表選手です。生ハムも入れ、これだけでも十分に味わい深い一品になります。そら豆とミントという、新しい味の体験をしてみませんか。 


Postre: Torrijas
● デザート: 伝統菓子トリハス/スパニッシュトースト（スペイン全土）
スペイン版フレンチトーストとも言えるスパニッシュトーストは、牛乳や卵に浸して焼くフランス風と似ていますが、実はちょっと作り方が違って軽めです。朝食に食べるフランスに対し、スペインではおやつになります。特に肉食を禁じられているセマナ・サンタ（聖週間）というイースター前の一週間に食べられることの多い伝統菓子でもあります。パンを余らせない工夫という意味ではフランスと同じです。レモンの風味がするミルクに浸し、シナモンシュガーをかけて食べるスペイン風のトーストは、今や日本のスペイン料理レストランやバルでもじわじわと人気が出ているデザートです。 


Vino
● ワイン 



Pan
● パン


Caf
● コーヒー