東京都文京区、新大塚。日本語（台湾語　北京語ok)でのクラスです。


私は台湾出身です。台湾は、町の中に美味しい食べ物がずらっと並んで、いつでもテイクアウトができます。お料理と共に有名なのが台湾茶です。私はクラスの前とデザートの時に、台湾のとっておきの美味しいお茶を皆さんに出しています。お茶と共にゆったりとくつろいでください。


台湾の牛肉麺を皆さんご存知ですか？　
台北で毎年開かれる一大イベントの一つに「牛肉麺フェスティバル」があります。 美味しいと評価されたお店が無料で麺を配るなど、さまざまな企画が毎年準備されています。


私も牛肉麺を作るのが得意です。私のレシピはスープは時間がかからず作れ、日本のスーパーの材料を使って、誰でも台湾の味が出せるものです。 是非　台湾牛肉麺館の職人気分で体験してみてください。


今回は国際牛肉麺祭りにあるお店にはいって食べるような内容のお料理教室を開くことにしました。 牛肉麺館には、その店の自慢の牛肉麺の他にたくさんのサイドメニューが並んでいます。 牛肉麺と一緒に麺にぴったりのお惣菜をご紹介します。


牛肉麺には清燉と呼ぶ塩味や、紅焼の醤油味のスープ、汁なしまぜ麺などバラエティ豊かに種類があります。 その中でも特に有名なのが蕃茄といわれるトマト牛肉麺。 パスタにトマト？イタリアンみたいな麺料理なのかしら...　いえいえ、これが中々想像ができない味なんです。 こってりとした牛肉のスープにトマトが入り、中華ベースのスープとあわさる。 ”酸味”プラス”コク”。 美食で有名な台湾の人たちや、台湾に遊びに行った日本人旅行者もはまる人が多く、 食べのがしをしたくない一品です。


さて牛肉麺にも歴史があります。 第二世界大戦終了後、一部の中国人たちは蒋介石と一緒に台湾へわたってきました。彼らを外省人と呼んでいます。 故郷から離れ、なんとか台湾で生活をしなければいけない。そう考えた彼らは知恵を絞って牛肉麺の店を出しました。 店の名前に自分の名前を使いました。 たとえば王さんという名前の人なら「老王牛肉麺」。楊さんなら「楊家牛肉麺館」というように。 美味しい牛肉麺屋さんの話もしましょう。