●ウェルカムドリンク：クランベリーカクテル
ヨーロッパ生まれのほろほろ鳥のクランベリーソース料理で使われていたクランベリー。やがてそれは酸味が効いた飲みやすいカクテルへと広がっていきます。


●ご到着時のおもてなし：冷たい前菜：フォアグラのカナッペ
お口の中でとろける柔らかいフォアグラのパテ。ハンガリーではフォアグラが良く消費されます。家庭での食べ方としては、主に冷製にすることが多いようです。


●前菜：グルグディニェ　サラタ：ハンガリー夏市場のスイカサラダ
　 カレンダーの日付が８月に変わると、ハンガリーの市場は熟した巨大なスイカでいっぱいになります。 ８月の強い太陽の下で、私たちの舌は爽やかで繊細な味わいの料理を求め始めます。 みずみずしく甘い果物のスライスを、ミントやチーズなどで味をなじませ、 目で舌で堪能できる夏の旬をお届けします。 味、そして鮮やかな色を持つこの前菜を味わうことで、あなたの食欲をよりいっそ増進させることでしょう。


●スープ：我が家に伝わるグヤーシュ（自家製卵麺クシペケベル入り）
世界中を旅していると、あなたは「グヤーシュ 」という言葉をあちこちで聞くことがあるでしょう。 ハンガリーの最も有名なスープは、世界中の人たちの最初に知るハンガリー語としても知られています。 実はグーヤッシュは、ハンガリー語で「牛飼」という意味をもちます。 中に入るのは肉、お野菜、玉ねぎそして基本のスパイスとしてハンガリー特産の香り高きパプリカの粉を 使い大変濃いスープをつくります。 すべての家族は両親から受け継ぐ大切なレシピを持っています。 私はこの夏、みなさんと我が家に伝わる大切なグーヤッシュのレシピを共有しようと企画しました。 自家製卵麺をつくっておきますので、それをスープと共に一緒にいただきたいとおもいます。


●メインディッシュ：ホルトバージ　パラチンタ：自然国立公園ホルトバージのパンケーキ。
ハンガリーではパンケーキのことを「パラチンタ」と呼びます。 パンケーキというお料理はルーマニアで生まれ、ハンガリーを経てウィーンに入り、東欧一帯で食べるようになりました。 呼び名もチェコではパラチンキ、ドイツではパラチンケ、そしてハンガリーではパラチンタと呼び地域により味付けが異なります。


このお料理は、お肉がいっぱい詰まったハンガリー伝統のパンケーキです。 製作工程が「シチューを準備する方法」に非常に類似していて、とてもユニークです。 パンケーキの中にはスパイスで味付けられたお肉や野菜。 上からキノコソースをたっぷりとかけ、オーブンで焼き上げていきます。


●バラックス　マックフェルフルト：ピーチトップド　ポピーシード　スフレ
　 ポピーシードはヨーロッパで広く使用されています。焼き物のトップに飾るデコレーションとしてではなく、 ペーストリーやケーキ、時には麺のトッピングとして使われます。 ハンガリーではケシを生地の中に巻きこんで使います。 ケシを使った初めて紹介するお料理に「ケシの実のケーキ」を選びました。軽いカッテージチーズとけしの実のペストリー 。そしてトップには甘くてジューシーな桃で飾られます。


●紅茶かコーヒー