Cajun Roasted Shrimp Wrapped in Bacon
（海老のベーコンロール　ケイジャン風味）
かつてアメリカ南部ルイジアナ州の入植者は、苦労して得た食材を安全に食べる ため、スパイスを多用して殺菌に努めたといわれます。ケイジャンスパイスはそ の代表格ですが、今ではそのさわやかな辛さと香りで南部のみならず全米でその 味が好まれようになりました。人気の味をこちらも人気の海老に絡め、こんがり ローストします。


●Fig Glazed Roast Turkey
（いちじくグレーズのローストターキー）
今年のターキーのテーマはいちじく。まずターキーの表面に塗るグレーズにたっ ぷり含ませ、甘みと酸味のバランスを整えて塗りこみます。大きな肉塊をジュー シーに、また理想の焼き色に仕上げるコツなど、ローストの過程にも見どころが いっぱいです。


いちじくはスタッフィングにも使います。


●Corn Bread Stuffing Figs and Home Made Italian Sausage
（いちじくと自家製イタリアンソーセージの入ったスタッフィング）
ロバートのターキーはスタッフィングが別添え。コーンブレッドをまず初めに焼 き、それを使ってスタッフィングを作ります。今回なんといっても見逃せないの が、ここで加えるイタリアン・ソーセージ。加工肉を密かに得意とするロバート が、皆さんの目の前で作ります。


●Mashed Potatoes with Gravy
（マッシュポテトとギブレット・グレービー）
ターキーに添えるグレービーは伝統的なギブレット・グレービー。キドニー、心 臓、レバーなどの内臓（ギブレット）を丁寧に下処理して濃厚なうまみを残さず 引き出します。マッシュポテトと一緒にどうぞ。


●Cranberry Upside Down Cake
（クランベリー・アップサイドダウン・ケーキ）
焼いたケーキを型から取り出すとき、底の部分を上に向けるユニークなアップサ イドダウンケーキ。このスタイルの歴史は古く、りんごやチェリーを詰めたケー キを鋳物の型で火にかけて焼いていた中世のころに遡ります。21世紀のロバート のキッチンに現れるのは、丸ごとのクランベリーをくるみと合わせたバージョン。 冬に食べたいロバートお薦めのデザートです。


●Mulled Wine
（感謝祭のホットワイン）
ドイツではグリューワイン、スウェーデンではグロッグと呼ばれるスパイス入り の温かいワイン。ヨーロッパ各国に存在し、クリスマスシーズンに向けて多く出 回るようになりますが、実は感謝祭の時期にもおなじみのドリンク。アメリカ映 画などで家族そろってのサンクスギビング・ディナーの場面にしばしば登場しま す。ロバートオリジナルのフレーバーでいただきましょう。


●Coffee
（コーヒー）

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