●ブランデー香るチキンレバーのパテ クランベリーと赤ワイン・コンフィ
レバーパテは手間が掛かるというイメージがありますが、ユリアーさんの作るパテは驚くほど作りやすく最高のレシピです。
レバーの深いコクとほんのり洋酒の高貴な香りが漂い、香ばしいフランスパンにいっぱい載せて頂くとお口の中で幸福感が広がります！
このレシピをきっかけにレバーペーストが好きになった人が多いのです。また一度習った方にはさらに楽しんでいただけるよう
クランベリーと赤ワインで作るコンフィも一緒に作ります。甘酸っぱい味はアクセントに！滑らかでコクのあるパテとのマッチングも抜群！
保存も可能な絶品の前菜です。＜実物＞

●サフラン風味のカリフラワー・ポタージュ
手軽に作れる華やかなポタージュです。ポタージュはフランス語で、フランスではスープ全般を指す言葉です。フランス語で「ポ」は鍋を意味し、鍋で食材を煮込んでブイヨンを作ることがこの言葉の由来です。

牛乳を豆乳やアーモンドミルクに代用するとダイエットメニューのスープレパトリーも広がります。今回のレッスンではカリフラワーやセロリのような白い野菜をポタージュに使うコツを紹介します。そして、サフランと高価なスパイスを使います。香りが高いサフランはよくパエリアや南ヨーロッパのスープなどに使われふスパイスのイメージで、ひとつまみだけ加えると料理が黄色に仕上げます。＜実物＞

●牛フィレ肉のパイ包み焼　フォンドボーと洋酒のソース
ビーフウェリントンはアメリカではもちろん、フランスでもBoeuf en Courteと しても良く知られる伝統的な肉料理ですが、発祥の地はイギリス。19世紀のウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーにちなんでこの名がついたといわれます。ワーテルローの戦いでナポレオンを破ったことで知られるこの公爵、パイで包ん だ料理が大好きだったのそうで、彼のためにこの料理が編み出されました。 以前は牛ヒレ肉をフォアグラで包むスタイルが一般的でしたが、最近ではヘルシー 志向もあり、マッシュルームとシャロットを使ったデュクセルで肉をくるむタイプが人気。同じイノシン酸を持つ肉同士の組み合わせより、別のうまみ成分であ るグアニル酸を持ったマッシュルームとの組合せのほうが、味の相乗効果が得ら れるという利点もあります。今回のクラスでもデュクセルを作って上質の肉に合わせ、とろける食感に焼き上げます。ソースのベースまで手作りです。 牛のスープストックを炒めたエシャロットやアルコールを飛ばしたブランデーと煮詰めたもの。 きのことエシャロットのデュクセルと生ハームで巻きます。さらにパイ生地で包んでオーブンで焼きあげます。

●本格的なタルト・タタン
キャラメリゼされたりんごの香ばしさで大人気のタルト・タタン。その始まりは １９世紀。フランスでホテルを営むタタン姉妹が、りんごのタルトを焼こうとして うっかりひっくり返してしまい、上に並ぶはずのりんごを下にしたままかまどに 入れて焼いたのがきっかけといわれています。砂糖とバター、りんごの果汁を焦 がさず風味よく焼き上げるには、仕上がりの見極めが大事。ユリアさんの熟練 の技を学んで、みんなをあっといわせるタルト・タタンを焼いてみましょう。 今回はフランスで仕入れた伝統的な型をご紹介しながら、フランス直伝のタルト・タタンを一緒に焼き上げたいと思います。ひとつのパイの中に使う林檎の数はなんと１０個！またカルヴァドスという林檎を原料とするブランデーを加えたクリーム・シャンティをかけて召し上がります。温かいタルト・タタンに冷たいクリーム・シャンティは最高です。＜実物＞

●ウェルカムドリンク：スパークリングウォーター
●ワインかぶどうジュース

●紅茶