千代田線千駄木駅、日本語のクラスです。女性限定クラスです。
海に囲まれ、山深い土地もあり、太陽にも恵まれたポルトガルは食材の宝庫です。
魚介類の豊富さは群を抜いていますが、お肉類はどうかというと・・・同様に良質の肉類が揃っています。
とりわけ、豚肉の美味しさは格別で、主に中南部のアレンテージョ地区の豚肉には定評があります。
そのアレンテージョの豚肉料理をご紹介します。
ポルトガル版ミネストローネ
焼きパプリカのマリネ
アレンテージョ地方の豚肉料理
●ウエルカムドリンク
デトックスウォーター、お茶、ハーブティなど
/ Sopa de Pedra(ソパ・デ・ペドラ)
● ポルトガル版ミネストローネ
これはサンタレン(Santarem)という街に伝わる民話から生まれたスープです。ペドラ(Pedra)は石の意味なので、直訳すると石のスープ。不思議な名前も民話からならご納得いただけるかと。内容は教室でお話ししたいと思います!
< 実物 > 現地では市場の新鮮な野菜やお豆を使いスープにします!
/ Salada de Pimentão assado(サラダ・デ・ピメンタォンアッサード)
● 焼きパプリカのマリネ
ポルトガル人が大好きな定番おかずです。これも国民食と言っていいほど、代表的な野菜のパプリカをたっぷり使います。パプリカを使った料理の中でも、特に好きな人は多く、お店でも家庭でも作りおきおかずの定番です。
ポルトガル名は“Salada”となっていますが、日本的にはマリネと言ったほうがしっくりくる調理法です。
< 実物 >
/ Piano(ピアノ)
● アレンテージョ地方の豚肉料理
スペアリブを使うのですが、これが連なっている絵面が、ピアノの鍵盤に似ているということが命名の由来だと言われています。アレンテージョの田舎では、スペアリブを大きな塊のまま、バーベキュー台で焼くそうです。
その姿は鍵盤っぽいかもしれません。教室では現代のキッチン対応で、フライパンで作れるレシピで展開していきます。
味付けはマッサ・デ・ピメント (Massa de Pimentão (パプリカで作る美味しいペースト))で。
< 実物 >
/ Migas(ミガス)
● 豚肉の旨味を余すところなく吸わせたパン料理
パンが主食の国らしいメニューです。豚肉の旨味を余すところなく使った料理です。
/ Queijadas da Madeira(ケイジャーダシュ・ダ・マディラ)
● マディラ島のチーズタルト
Queijoはチーズのことで、Queijadaはチーズタルトの意味です。このQueijada、ポルトガル各地にあるもので、そのレシピは少しづつ地域性が出ます。日本人にはリスボンから近いシントラのものが有名で、シントラの銘菓と思ってる方も多いようです。
実はシントラだけのものではなく、私は各地のものを食べ比べしたことがあります。その結果、主観ではありますが、島のケイジャーダが特に美味しいと感じました。マディラ島もアソーレス諸島も甲乙つけがたく美味しかったです。そんなわけで、マディラ島のケイジャータのレシピを起こしましたので、ご紹介したいと思います。皮から手作りします!
/ Vinho (ワイン)
食事に合わせてご用意します。
/ Café (カフェ)
ポルトガルは植民地ブラジルの影響もあり、コーヒー大国です。
朝に、食後に、休憩にと1日に何度も飲む人が大半です。どっしりとした甘いものにも、コーヒーが良く合います。
基本的に食後はコーヒーを用意しますが、飲めないという方には、紅茶もありますので、お申し出下さい。