『ポテトとポロねぎのスープ　白トリュフオイルと自家製クルトンを浮かべて』
ポロねぎ（リーキLeek）は冬が旬の野菜です。ひと霜ごとにどんどん太く、大きくなり、甘みをたっぷりと蓄えていきます。このポロねぎとポテトを使ったスープは、冬の季節だけのお楽しみ。自然の恵み、大地の滋味を思う存分味わってください。今回はこの定番スープに白トリュフのオイルをプラスし、味も香りもワンランクアップ。ロバートらしい素敵な一品になりました。


『塩漬けカモ胸肉のロースト　バニラの香り、ワイルドライスのラグー、サワーチェリーとポートワインのソース添え』
砂糖の中にバニラビーンズを埋めておくと、砂糖にバニラのいい香りが移ります。これを塩とともにカモ胸肉にすり込みしばらく置くと、浸透圧の加減で余分な水分が抜け、カモ本来の味わいが凝縮してぐんと美味しくなるんです。こんがりとローストしたカモの脇を飾るのは、こっくりとした味わいのワイルドライスのラグー、そして甘みと酸味をたっぷりたたえたソースです。


『グリーンビーンとマッシュルームの温かいサラダ』
寒い冬のあいだは、体を冷やす生野菜よりも温野菜が食べたくなるもの。ゆでたての素材にはドレッシングがよくからみ、味のなじみもいいのです。たっぷり食べて、しっかりビタミン補給しましょう。


『ストロベリーショートケーキ、クレーム・シャンティイーをのせて』
「ショートケーキ」と言えば、生クリームを使ったスポンジケーキですよね。でも、この認識が通じるのは日本だけだってことをご存じでしたか？　実は、英語でいう「Shortcake」とは、硬めのビスケット生地を使って組み立てた、いわばスコーンに似た食感のケーキを指すのです。今回はこの「本来の意味の」ストロベリーショートケーキをご紹介します。ちなみにCreme Chantillyとはホイップした生クリームのこと。フランス語ですが、英語圏のレストランでもよく使われるので、覚えておくと便利ですよ。


『コーヒー』

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