Antipasto: Polenta fantasia con gorgonzola e noci
● アンティパスト（前菜）: ポレンタファンタジア ゴルゴンゾーラとクルミのトッピング
北イタリアでよく食べられているポレンタは、とうもろこしの粉を練り、マッシュポテトのようにぽってりしたもので、肉や魚料理に添えたりオーブン焼きにします。メインディッシュの付け合わせの要素の強いポレンタも、小さく型抜きすれば、おしゃれな前菜に変身。クリスマスらしく型抜きしましょう。とうもろこしの香ばしさとねっとりした口当たりのポレンタにゴルゴンゾーラチーズとクルミでコクを加える方法は、イタリアでは人気の組み合わせです。



Primo Piatto: Penne con gamberetti e zafferano
● プリモ・ピアット（第一の皿）: サフラン風味 エビのペンネ
ホテルダイニングに出てくるような高級感漂うパスタ料理です。 ひとつの花に一本だけできる雌しべ、サフラン。イタリアは良質のサフランも生産されますが、その貴重さからやはり特別感のある食材です。サフラン風味のエビのパスタといえば、スペシャルな日を連想させるもの。サフランの独特な色と香りが、パスタを黄金色に染め、エビの赤色との対比でお互いを鮮やかに引き立てます。クリスマスの食卓をエレガントでゴージャスに盛り上げてくれることでしょう。



Second Piatto: Salmone in crosta di pane e erbette
● セコンド・ピアット（第二の皿・メインディッシュ）: サーモンのハーブパン粉焼き
マリアさんの作る優しさ溢れるお料理で心を温めましょう。 メインディッシュはサーモン。元々サーモンはイタリアの伝統料理にはありませんが、イタリア人はサーモンが大好きで、イタリアの食材と合わせてすっかりイタリアに溶け込んでいます。特にイタリアのハーブと合わせたパン粉焼きは、簡単、おいしい、ヘルシーと三拍子揃って家庭で大活躍のレシピです。



Contorno: Porri gratinati con il formaggio
● コントルノ（付け合わせ）: ポロネギのグラタン
サーモンの付け合わせには、サーモンと相性がバッチリのポロネギ、リーキを。寒さと共に甘みの増すポロネギを焼くことで更にとろける甘さに。カリッとしたチーズ風味が食欲をそそります。



Dolce: Mostaccioli napoletani
● ドルチェ（デザート） : ナポリ風モスタッチョーリ
テーブルにを置くだけで華やいだ雰囲気が生まれます。 私の故郷のナポリで古くから伝わる伝統的なクリスマススイーツです。
「モスタッチョーリ」は、12世紀頃に活躍した、鳥や動物と話したとされる逸話の残るイタリア、アッシジの聖フランチェスコの好物だったと言い伝えられています。地方色の色濃いイタリア各地で独特の味に発展し、16世紀には「ナポリ風モスタッチョーリ」として王族や貴族の食卓に登った記録があります。ナポリ風は、アーモンド、スパイス、ココアなどの生地にチョコレートのかかったビスケットをご紹介します。



Red wine
● 赤ワイン
お料理にぴったりのワインを選びます。


Caffé espresso
● エスプレッソコーヒー
イタリア人の、特にナポリっ子のこだわりと言えば、エスプレッソコーヒー。ナポリの誰もが自分のこだわりを語り出したら止まりませんよ。本物のナポリの味を味わってみませんか。