東銀座、日本語のお教室です。

トルコ人のシェフが作る本格的なトルコ料理を味わえるお教室です。

わたしは父からトルコならではのスパイスの使い方、そして色々な調理法を学びました。大人になってからは、たくさんの本を読み、食べ歩き、そして今のお料理を完成させました。
日本でトルコの友人に、わたしのごはんを振る舞うと「トルコに帰ったみたいだ」と喜ばれます。

トルコのドルマはその忘れがたい特別な味で、なにかと話題に上ることが多い料理です。この味は家族の間に何代にもわたって伝えられるため、これを食べるとなんだかタイムトラベルをしているような懐かしい気分になることも｡葡萄の葉、キャベツ、トマト、茄子、ズッキーニ。詰め込む野菜は様々ですが､夏なのでトルコのキャベツのドルマをご紹介します。 
トルコで生まれたキャベツのドルマはその後、ヨーロッパを中心に世界に広がっていきました。キャベツを乳酸発酵をさせて肉と米を巻いた「アルミア」というギリシャ北部のドルマ。ハンガリーでは「トルトットカーポスタ」と呼ばれるものは、サワークリームとパプリカの味。
そしてぶどうの葉ですが、先月はイランの聡美先生がドルマを作りました。
地域が変わると、がらっとスタイルが異なるユニークなこのお料理をぜひ皆さんに味わっていただきたいと思います。