
ニキズキッチン 外国人を中心とした自宅で習う料理教室
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私は東欧セルビア、ドナウ川のほとりにあるベオグラードで生まれ育ちました。現在はギリシア人の夫と共に東京の六本木に住んでいます。滞在期間は2016年まで。
わたしの幼少のころ、我が家は両親と祖父母が同居をしていました。幸運なことに祖父母が大変料理上手でした。
成長するに従い父系の祖母からピカンテ(唐辛子)、香辛料、お肉をベースにしたセルビアの田舎料理を習いました。 それらはすべてオーガニックで彼らの農場で育てられたものです。(祖父母は今もセルビアに住んでいます。) 私の祖母は世界で一番おいしいチキンスープをつくります。 私はいつも「おかわり!」と頼んでいました。 私の祖母はそのたびに心が苦しみました。 「いったいこの子にどんなダイエットの準備をさせよう」と。 彼女は健康的なお料理、たくさんの野菜と牛乳、そしておばあちゃんの自家製ヨーグルト を使ったお料理をつくってくれました。 それらは本当においしいお料理です。 私は赤ちゃんの頃からハイハイをしながら祖母の周りにあるお料理や、台所の魅力、そして香りを感じました。 そして祖父母の背中から家庭料理と健康の重要性を学びました。
私の祖母の口癖は「The health comes from the spoon(スプーンが健康を連れてくる)」です これは真実以外のなにものでもありません。 この言葉は永遠に私の料理とライフスタイルに影響を及ぼしました。
さて私の高校生の時、それは最初の料理の経験です 冷蔵庫に残されている野菜を使ってつくりました 私の最初のお料理は菜食主義のためのスープでした わたしはそれが大好きでした。 そして高校、大学と祖母の助けを借りながら私はセルビア料理の基本を熟達させました。
大学時代はイタリア語とイタリア文学の研究をしました。そしてそれはイタリア料理について学ぶ必要性を感じました。 イタリアは地理的にはセルビアの海の向こう、フェリーの定期便も航行しています。 そのためセルビアとの共通点もおおく、私はイタリアへよく旅に出かけ、イタリア料理のの素晴らしさに刺激を受けました。
そしてわたしのお料理の研究において最も影響を与えたのは夫です。 ギリシャ人の夫は私に「ムサカをつくってほしい」と頼まれたことを覚えています。 わたしは「セルビアムサカ」というお料理を作ったところ夫は期待外れだとばかりにがっかりとさせてしまいました。 たしかにそれはギリシャのムサカではありません。 そしてわたしはギリシャ語を学び、彼の愛するお母さんの助けを借りて私はとても伝統的なギリシャ料理の準備の方法をまなびました。
ギリシャへの旅は健康的な地中海料理を学ぶ上でとても魅力的な場所でした。 アーモンド、ナッツ、シナモン、ディルの入った甘い蜂蜜、オリーブオイル、フェタチーズ。
私は日本に来てアジアの料理に興味を持つようになりました。シンプルで完全な健康食。 和食を教えてくれたユミコと福岡に住んでいるユミコのお母さんに感謝をしています。 わたしは彼女に合わなければ日本を表面的にしか理解できなかったでしょう。
最後に一番重要なことについてお話ししたいと思います。 わたしがプロフィールの写真で持っているハートのお菓子。 これはわたしのロゴマークです。 心から料理をし、あなたの人生において良いおもてなしができるようがんばりたいとおもいます。
あなたは確かに料理から作り手の感情を感じることができるとおもいます。 日本にエキゾチックなバルカンの地中海の味を伝えることができたら大変満足です。 たしかにそれは私自身の足跡になることでしょう。
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