●ウェルカム・ドリンク
今回はヴェリーヌグラスで冷たいお手製スープで皆さんをお出迎え予定です。


●なすのパプリカのいくら風
クラスをはじめた頃にサービスの前菜としてお出ししました。 ユリアさんとの初めての出会いで「とびきりおいしかった」と印象に残った方も多いのではないでしょうか。 レシピはまだみなさんにお伝えしていません。そのため今回クラスで行うことにしました。 茄子の果肉には小さな種がたくさん入っていますが、この粒を生かして調理し、イクラに見立てていることからイクラ風。 なすをオーブンでローストして冷蔵庫で冷やします。皮から身が簡単にはがれるのにポイントをご紹介します。 フライパンでも調理できますのでお楽しみに！ パンのトーストを添えて召し上がっていただきます。 メイン料理の付け合わせとしても相性が抜群ですので是非見につけてほしい料理の一つです。
実物

●ロシア風アジのマリネ料理エスカベッシュ
地中海をイメージしているロシアでは人気な家庭料理の一つです。 元来はスペイン料理で、フランスを介して、ロシアでも広がりました。 日保ちを考えたお料理で、時間がたつとさらに美味しくなり、特に夏のお料理として食べる習慣があります。 揚げたての魚をヴィネグレットソースに入れることによって味が芯まで染み込んでさらに美味しく召し上がれます。 ここでは初歩の魚のさばきかたを鯵（アジ）を使って作ります。 鯵（アジ）は魚の中でさばき方が簡単で基本といわれています。ポイントをご紹介しますので初心者でもご安心ください。 ところで調理師学校では、魚を３枚におろすのに鯵（アジ）を使うことが多いです。 流れをしっかり覚えるのにわかりやすいからです。



●ハーブを練った豚肉ヒレのオーブンロースト　ビーツのピュレを添えて
タイムやローズマリー他ハーブやスパイスを練って肉に巻きあげていくエレガントな一皿です。 これまでの「豚」の常識を超えた最新のお料理を 肉が柔らかく仕上がるのにプロのコツと共にお伝えします。お楽しみに！ ビーツのピューレを添えて召し上がっていただきます。 ピュレとは素材をペースト状にしたもの。軽さのテクニックでビーツの新しい味わいを皆様にお伝えいたします。
※実物↓


●オレンジ風味クレームブリュレ（パテシィエスタイル）
ロシアのカフェで出されるクレームブリュレは平らで薄いお皿に入っているのが定番です。 またオレンジの香りがとても人気で爽やかな柑橘の漂う濃厚なクリームの上にパリパリに焦がしたカラメルが覆うスイーツです。 クリームに気泡が入らないような工夫をご紹介します。そして、カラメルの作り方にもコツがありますので、お楽しみに！ 製菓コースで長年勉強をしてきた知恵をみなさんに余すことなくお伝えします。 いわゆる家庭のクレームブリュレではなく、レストランで出しても恥ずかしくないこだわりのお菓子をお教えします。 ところで日本と同じようににロシアでもフランス映画「アメリ」が流行しました。 主人公のアメリはクレームブリュレの表面を割って楽しんでいました。 この映画の大ヒットをきっかけに、クレームブリュレは、ロシアにもその人気が広がりました。 ロシアはバニラの他にオレンジも人気です。



●ワイン
●ぶどうジュース
●紅茶