■ラピスケーキ作り

ラピスケーキ。それは、インドネシアが世界に誇る伝統の芸術品とも言えるケーキです。このケーキを一目見れば、幾重にも重なった美しい層が目を引きます。口にすれば、そのしっとりとした食感と、口の中で優しく広がる香ばしさに驚かされることでしょう。そして知れば、ラピスケーキが持つ歴史の重みと、それを支える職人たちの情熱に心を動かされるのです。

ラピスケーキはインドネシアにおいて、クリスマスやお正月、結婚式や誕生日といった特別な日を彩る象徴的な存在です。その起源はオランダの植民地時代にさかのぼり、西洋のベーキング技術とインドネシアの豊かな食材が融合して誕生しました。幾重にも重ねられる薄い層は、ひとつひとつ丁寧に焼き上げるため、完成までには多くの時間と手間がかかります。その過程自体が、一つの芸術とも言えるでしょう。

2016年、CNNが「世界で最も美味しい伝統的なケーキ」のひとつとしてラピスケーキを紹介したのも納得です。複雑さと美しさ、そして豊かな味わいを兼ね備えたこのケーキは、インドネシア文化の象徴であり、国の誇りなのです。


■インドネシア各地のコーヒーティスティング　コーヒー講座
このクラスでは、そんなラピスケーキ作りを体験しながら、インドネシア各地のコーヒー文化にも触れていきます。スマトラ、ジャワ、イリアンジャヤ、インドネシアアラビカハウスブレンド――それぞれの地域が持つ独特な風味のコーヒーをテイスティングし、その違いを楽しみましょう。そして、お土産には、100gずつの4種類のコーヒー豆をお持ち帰りいただけます。インドネシアの豊かな自然と文化が生み出したコーヒーの香りは、ご自宅でのひとときを特別なものにしてくれるはずです。

さらに、コーヒーとケーキに合う音楽を背景に、イデリアと一緒にゆったりとした時間を過ごしませんか？ラピスケーキを焼き上げる間のひとときは、慌ただしい日常から解放される癒しの時間。ケーキが完成する頃には、香ばしい甘い香りがキッチンいっぱいに広がり、心がほっと温かくなります。

特別な日のためのケーキを一緒に作り、インドネシアの味と音楽、そして心を共有するこのクラスで、新しい発見と感動を味わってみてはいかがでしょうか？

インドネシアの豊かな自然と文化が生み出した、選りすぐりの高級アラビカコーヒー4種をご紹介します。(各１００ｇ×４種のお土産付）　日本ではなかなか味わえない特別な体験を楽しみましょう！

• ❶アチェ・ガヨ・アラビカ（スマトラ）：芳醇な香りとコクのある味わいが特徴。インドネシアを代表するプレミアムコーヒー。
• ❷パプア・ワメナ・アラビカ（イリアンジャヤ）：澄んだ酸味と柔らかな口当たりが楽しめる、希少価値の高い一杯。
• ❸ガルト・パイナップル・アラビカ（ジャワ）：フルーティな甘みとほのかな酸味が魅力的。ジャワ島の恵みが詰まった逸品。
• ❹ヌサンタラブレンド・アラビカ（インドネシアアラビカハウスブレンド）：インドネシア各地のコーヒーを絶妙にブレンドした奥深い風味。

このクラスでは、これらのコーヒーをテイスティングしながら、それぞれの地域や生産背景について学びます。風味の違いを楽しみながら、インドネシアが誇るコーヒー文化の奥深さを体感していただけます。

コーヒーとケーキの香りに包まれながら、学びと癒しの時間を過ごすこのクラス。お土産として、各コーヒー豆100gをお持ち帰りいただけます。インドネシアの味と文化に触れる、贅沢なひとときをぜひご体験ください。

■希望者　➕500円　イデーリャ特製自家製ミゴレン（ランチ　作り済み　レシピ付）

追加をご希望の方のご確認と500円のご請求に関しましては後からご連絡します。

ミーゴレンとは、インドネシア語で「炒めた麺」を意味します。一見シンプルな料理ですが、その味わいは驚くほど奥深いです。甘みのあるケチャップマニスと香ばしいにんにくの風味、そして唐辛子のピリッとしたアクセントが絡み合い、まるで味の交響曲のようです。鶏肉やエビ、新鮮な野菜、半熟卵をトッピングすることもできます。その時々の気分や冷蔵庫の中身に合わせてアレンジできるのが魅力です。

インドネシアでは、ミーゴレンは特別な日のごちそうではなく、日常に溶け込んだ料理です。朝ごはんとしてさっと作ったり、友人が集まるときに少し豪華に仕上げたり、どんなシーンにも寄り添う料理なのです。特別ではないけれど、特別な思い出を作る味。それがミーゴレンの魅力です。