参宮橋 日本語と英語でのクラスです
はじめまして、グラハムと申します。
アメリカから日本に移り住み、今年で6年目になります。
これまで岐阜で暮らしていましたが、数年前に東京へ引っ越してまいりました。
現在は東京を拠点に、新たな生活と出会いを楽しんでいます。
私は現在30歳ですが、料理との出会いは早く、高校時代からずっとキッチンに立ち続けています。
特に、グルテンフリー料理を専門としており、体にやさしい食材選びと、小麦を使わないレシピ作りにこだわってきました。
原宿でレストランを開いていた時期もあります
また、私の母はベネズエラ出身であるため、家庭では自然とベネズエラの伝統料理にも親しんできました。
南米の豊かな食文化と温かな家庭料理の魅力を、日本でも皆さんにお伝えできたらと願っています。
さらに日本に来てからは、発酵食品に深い興味を持つようになり、特に麹(こうじ)について熱心に学び研究を続けています。
自然の力を活かした麹の発酵の不思議や、日本ならではの知恵に触れるたびに、料理の奥深さに魅了されています。
これから、皆さんと一緒に、世界の食文化や、日本と海外をつなぐ新たな味わいの探求を楽しんでいきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
Tostones
●トストーン
プラタノスは、南米でよく食べるフルーツです。
このプラタノスを使って出来る料理は、基本的に二つあります。一つは甘くて柔らかいマドゥロスという料理です。
もう一つは塩辛い、カリカリするトストネスという料理。トストーンはこちらの方です!
●Pernil ペルニル(作り済みサービス)
アメリカの”BBQ pulled pork” ハワイのカルアポークに似ています。時間をかけて、豚肉を焼くので、とても柔らかくなります。
●3種類のアレパ 一人3個
アレパは、ベネズエラの食卓にいつもあるものです。朝にも、昼にも、夜にも。
お祝いの日も、なんでもない日も。とうもろこしの粉、「マサ」から作ります。
小麦粉は使わないから、グルテンフリー。
遠い国のことだけれど、
やさしい工夫が、ここにもちゃんとあります。
ベネズエラのアレパは、
おとなりコロンビアのものより、少しだけ分厚い。
手に持つと、しっかりとした重みがあります。
フライパンでじっくり焼いて、
オーブンでふんわり仕上げると、
きつね色の、いいにおいが立ちのぼります。
今回は、3種類の自家製の野菜ジュースを使って、
アレパに色とほんのりと味をつけてみました。
自然の赤、緑、黄色。
それだけで、なぜか、
ちょっと元気がわいてきます。<実物>
●アレパにはさむレイナ・ペピアダ
レイナ・ペピアーダは、アボカドと鶏肉を贅沢に使った、特別なチキンサラダです。
1955年、ミス・ベネズエラがミス・ワールドの栄冠に輝いたことを記念して誕生しました。
「レイナ」はスペイン語で「女王」、「ペピアーダ」は「魅力的な」という意味。まさに、美しさと華やかさをたたえた一皿です。
このレイナ・ペピアーダは、焼きたてのアレパにたっぷりと挟んでいただくのが本場のスタイル。
アボカドのクリーミーな口あたりと、しっとりとした鶏肉の旨みが、アレパの素朴な甘みと重なり合い、至福の味わいが広がります。
具材を冷たく冷やしておくと、より一層爽やかに楽しめ、暑い季節にもぴったりのごちそうになります。<実物>
Chupe
●スープ:チュペ
鶏肉の仕込みで出るスープを活かした、ベネズエラの伝統的なスープ。 根菜やプランテンなど、ボリュームのあるデンプン質の野菜をたっぷり使い、クリームで仕上げるのが一般的だ。このレシピは、春の食卓を爽やかに彩るライトバージョン。
Majarete de Coco
●ケーキ:マハレテ・デ・ココ
「セマナサンタ」いわゆるイースターシーズンに食べるデザート。小麦の代わりにベネズエラのマサを使用します。暑い国のココナッツを味わえる、オーブン使わないのがポイント! <実物>
●ウェルカムドリンク:季節のジュース
●食後のドリンク:コーヒー