東京・代官山 英語でのクラスです。
いつも温かな雰囲気の家庭的なメニューで私たちを迎えてくれるタチアナさん。 今月はそのアットホームな雰囲気はそのままに、ちょっと趣向を変えて、歴史の 舞台にも登場した伝統のメニューを本格的に作ります。オーストリア帝国の実質 最後の皇帝といわれるフランツ・ヨーゼフ1世とその妃エリザベート。日本でも よく知られているこの二人が愛し、今なお愛され続ける味をタチアナさんと一緒 に再現してみましょう。
●なお、6月にはタチアナさんのお母さんが来日する予定 です。クラスによってはご一緒できる可能性もありますのでお楽しみに。
●レッスン開始前に飲み物のサービスがあります。キッチンを囲んで、タチアナ さんのレシピ説明を聞きながらお楽しみください。
野菜たっぷり
のブイヨンスープ
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皇帝の牛肉料理
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王妃のデザート
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●前菜:Geduenstetes Suppengemuese mit einer Sauce aus Garten Kraeutern und Blattspinat
(野菜たっぷりのブイヨンスープ ほうれん草とハーブのソースを添えて)
今回のメインはターフェルシュピッツ。牛フィレ肉をブイヨンで煮込んだ伝統料 理です。この料理をいただく時の作法として欠かせないのが、フィレ肉を煮込ん だブイヨンをまずスープとしていただき、それから肉にとりかかること。ことこ と煮込んだ人参やかぶなど野菜たっぷりのスープに、チャービルをはじめフレッ シュハーブいっぱいの酸味の効いたソースを添えます。ちなみにほうれん草もターフェルシュピッツには欠かせぬお供です。
●メイン:Tafelspitz mit Schnittlauchsauce und Apfelkren
(ターフェルシュピッツ チャイブソースとアップルソース)
オーストリア・ハプスブルクの最後のはかない輝きであり、また大のお菓子好き だったことでも知られるフランツ・ヨーゼフ1世は、このターフェルシュピッツ をこよなく愛したといわれています。ターフェルは板、シュピッツはとがった先 端の意で、板状の大きな牛肉の切身に、ホースラディッシュを使った鋭い清涼感の あるソースを添えていただくことからこの名前がついたのだとか。オーストリア の郷土料理としてあまりに有名なため、ツアー旅行で訪れると必ず一度は食べる 機会がありますが、その繊細な味わいゆえに美味しいものにめぐり合うのはなか なか難しいようです。今回はターフェルシュピッツに欠かせないりんごのソース のほか、チャイブ風味のタチアナバージョンのソースもご用意。本式の食べ方で いただきましょう。
●サイドディッシュ:Salzkartoffeln
(ポテトのつけあわせ)
冷涼な気候のドイツ語圏各国では、じゃがいもは大変貴重なビタミン源。伝統料 理とは切っても切れない関係にあります。絶妙な塩加減のボイルドポテトを添え てどうぞ。
●デザート:Bayerische Creme mit Rotwein
(赤ワイン風味のババリア・クリーム)
ヨーロッパの伝統料理としては比較的さっぱりしたターフェルシュピッツには、 クリーミーなデザートがよく合います。フランツ・ヨーゼフ1世の妃エリザベー トは、バイエルンの貴族の生まれとあってこのババリア・クリームを好んだそう。17世紀ごろまではエッグノックのようなドリンクタイプでしたが、その後ゼラ チンを加える改良がなされ、現在のしなやかな食感を得たといわれています。エ リザベートの好んだすみれ色を思わせる赤ワイン入りのババロアです。17歳で宮 廷に嫁ぎ、激動の時代を生きた皇妃に思いをはせながら味わってみませんか?
●ドリンク: ミネラルウォーター
●赤ワイン
●コーヒーまたは紅茶
※ご予約方法につきまして
※ご予約後、「自動的に予約完了メールが届きます。届かない場合は、nikikitchen@ga2.so-net.ne.jpまでご連絡お願いします」
※注)取りあえず押さえておく為のご予約はお断りしております。
※ご入金後のキャンセルはご返金できませんので、ご出席できない場合は代理の方をご紹介くださるか、ご欠席のご連絡をお願いいたします。ただし家にあがって習うクラスですので、譲った方は譲った人の責任をもっていただくかたちになります。ネットでの販売・譲渡は不可です。
※他のクラスへの変更はできません。
※お申し込み後初めての方は3日以内、リピーターの方は5日以内にお振込みいただく前金制です。
※持ち物:エプロン、筆記用具、カメラ等
※待ち合わせ場所:東急東横線代官山駅改札口にて
※おこさま連れはティーンエイジャーから参加可能。大人1名と同じ料金、予約方式です。