●山芋、モロヘイヤ中華サラダ
乾燥した山芋のことは「淮山」といい、胃腸力を良くさせるといわれ、香港ではよく食べられてます。特に、香港の養生スープに入れるのは一般的です。モロヘイヤはまだ香港ではあまり知られてない野菜なんですが、鉄分豊富で、山芋と同じくムチンが豊富に含まれてます。便秘にも良いと言われてます。山芋、モロヘイヤ共にねばりり気のある野菜ですが効能がそれぞれ異なります。夏にふさわしい我が家の薬膳です。 
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●十錦肉
戦後の香港はとても貧しかった。広東省から大量移民が香港に移って来て、労働者として働いて家計を支えてます。食事はもちろん贅沢することが出来ません。順徳人はお正月にあまり贅沢な食事が出来なくて、工夫をして、華やかな料理をお正月に出しました。普通な材料を工夫して華やかに見せるのは順徳料理の特徴です。十錦（シーチン）とは多種類の材料を取り合わせた香港料理です。つまり、１０種類の素晴らしいものという意味で日本でいう「五目」に相当します。多数という意味合いの為、実際には１４種類、９種類と品数が違っても こう呼び名がつきます。十錦肉の他に、十錦湯麺（タンメン）や十錦菜と呼ばれる精進料理も有名です。 
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●竹の鶏肉蒸し
広東料理でよく蓮の葉で鶏肉を蒸してますが、今回は笹の葉で蒸して見ました。 笹の葉は粽を作るのに欠かせないものなんですが、実は笹の葉は食養生面で大きいな働きがあります。 
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●湯葉粥
香港の人々の生活に根ざす粥。実に味わい深く、気取らずに手軽に食べられるということで、古くから香港人の生活に根ざし、食を支えています。昔の香港の家政婦達は労働法で守られてなかったので、朝目が覚めてからもう働き始めました。主人の家族に朝ご飯を作るのは当たり前のことです。香港の朝ご飯というのはやはりお粥でしょう。 
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●順徳芋焼
普段あまり目にすることのないお菓子を一つご紹介します。順徳は、中国の南方、肥沃な広東省にある町の名前です。広州と地理的にも結びつきが強く、料理も互いに影響を与えあって発展したため、広州料理と明確に分けて考えることは難しですが、素材や味付け、調理手法などに、順徳料理ならではの特徴はみられます。順徳という場所は田舎の農村で、昔、養蚕業が盛んでました。だから、順徳は典型的な田舎料理でシンプルな味付けであるのは特徴です。おやつでも大量のお砂糖を加えることがなく、 食材のそのままの味を残したいのは我々広東料理の特徴です。 
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●ウェルカムドリンク：季節の養生茶

写真はある季節の時のもの。ご参考

●食後：季節の養生茶