●さて今回は「鶏」について学びたいと思います。鶏を丸ごと一羽つかったお料理。あなたならどう調理しますか？「さばき方」「スープの取り方」「部位」「料理法」。ジューシーで肉汁がほとばしりる部位から、おなかにもたれない、さっぱりした部位まで鶏は食材の王様。無駄なく美味しさを引き出す方法を勉強してみましょう。

●ヴェルカム・ドリンク
『ゴゴリッ・モゴリッ』
ロシアの有名なアニメではアイボリット先生が作っていたホットミルクセーキです。
牛乳、卵黄、砂糖の他に、ラム酒や蜂蜜、ヴァニラシロップやナツメグなど入れます。寒い冬に体を温めるだけではなく、風邪のひき始めの時や声が出ない時にも効果的です。
< 実物 >

Photo by K.A



●ヴェルカム・パン
皆さまのために手作りのパンを焼いてお出しいたします。
※内容は当日のお楽しみ。
※過去にお出ししたユリアさんのパン↓内容は当日のお楽しみ

< 実物 > クグロフ型のパン

Photo by K.A




●鶏肉と茸のジュリエン
ロシア風グラタンです。冬料理の定番の温かい前菜の一つです。
フランス料理ではジュリエンヌとは野菜の千切りのことです。ロシア料理ではジュリエンとは銀のココット皿の中にべシャメール・ソースをベースにした具を入れ、チーズを振りかけオーブンで焼く料理です。具の切り方は千切りになることが多いためジュリエンという名が付けられたそうです。
今回は鶏肉と茸のロシア風グラタンを作ります。
家で再現できる一品ですので、是非チャレンジしてください。

 < 実物 >

Photo by K.A

●チキンのスープ・パスタ
ロシアの家庭料理としてはもちろんのこと、レストランのメニューにも欠かせないスープです。
出汁を丁寧にとり、温かいスープにパスタや卵、クルトンを加えて頂きます。
スープの旨味をパスタにたっぷり吸わせてお召し上がりください！

< 実物 >

Photo by K.A



●ポジャールスキ風コトレータ
ロシアの伝統的な料理の一つです。
名前の由来となっているポジャールスキは、19世紀の料理人でモスクワとサンクトペテルブルグの間に位置するトルジョークという町で居酒屋とホテルを営んでいました。
元々コトレータは、子牛肉を使用して作られていますが、ニコライ1世がこの店で食事したときに子牛肉がなかったため、ポジャールスキの妻が代わりに鶏肉を使用して作ったことから誕生しました。
これをロシア皇帝が賛美し、後に有名人の客が増えたという説があります。
鶏肉を細かいペースト状にして、ふわふわの食感とカリカリと歯ごたえのよい衣に仕上げるための工夫して作ります。
中はふわふわ、外はカリカリでサクっとした食感が特徴です。
歴史のあるとても有名な料理を是非マスターしてみてください。

< 実物 >

Photo by K.A



●パヴロワ
パヴロワは卵白を泡立てて、コーンスターチなどを加えてメレンゲにし、オーブンで焼いて出来上がった生地の上に生クリームやフルーツを盛ったお菓子です。
内側はマシュマロのようにやわらかく、外側はカリッとしているのが特徴です。
発祥の地はニュージーランドまたはオーストラリアと言われ、はっきりしていないそうです。
1926年　ロシア出身のバレリーナのアンナ・パヴロワがオセアニアでバレーツアーをしていた際に、ホテルのパティシエが、彼女のためにカロリーが低くてバレリーナのチュチュのようなデザートを作ったという説があります。
ロシアでは非常に人気の高いスイーツですので、是非紹介させていただきたいと思います。
今日では、日本でもだんだん知られてきているようですね

< 実物 >

Photo by K.A


●紅茶
厳選した紅茶をご用意いたします



●ウェルカムドリンク- Welcome drink

●ワイン- Wine


●紅茶かコーヒー-　 Tea or Coffee