さちです。参宮橋、日本語でのレッスンです。英語圏の方には英語でも対応できます。 ハワイ出身の祖父を持ち、１２歳から渡米。ル・コルドン・ブルーとともに世界三大料理学校の一つとして数えられるニューヨークのフレンチ・キュリナリー・インスティテュート （French Culinary Institute）を卒業しました。
コンフィはバスク地方などのフランス南西部で古くから伝えられている伝統料理の一つです。 今では贅沢な料理ですが、冷凍技術のない時代に肉を保存する方法として生まれました。 がちょう、鴨、アヒルなど通常鶏類の足の部位を用い、低温（約80℃）の油脂でじっくり煮て火を通し そのまま冷やして凝固した油脂の中で保存します。 このように空気や水分にさらさないことにより、長期日持ちします。 鴨はただ焼いただけでは、堅くなってしまいます。 コンフィにすることでただ柔らかいだけではなく独特の食感、うまみたっぷりに仕上がります。
この脂に漬けた鴨のコンフィはフライパンでパリッと焼き上げるお料理が有名です そこで今回は、一度、仕込んでしまえば手がかからず、簡単にできる鴨のコンフィとそれに合うお料理をご紹介したいと思います。
Welcome Snack: Sparkling Jelly with Early Summer Fruits
●初夏のフルーツのスパークリングジェリー
パーティーにいくと、飲み物やアルコールをゼリーで固めてあるものがよく出ます。 今回はさっぱりした季節のフルーツを炭酸とゼラチンで固めた、シュワっとするゼリーがウェルカムスナックです。
Quick Duck Confit
●鴨のコンフィ
フランスの伝統的な料理で、塩をした鴨もも肉を同じ鴨の脂でじっくり煮た保存食です。き ちっと保存すれば６ヶ月冷蔵庫で保存できます。昔の味付けは塩だけでしたが、今日はハーブやスパイスを数種類使います。皮をパリッと焼いて、サラダ等と一緒に。
※イメージ↓
Lentis Mushrooms and Cabbage Salad
●レンズ豆、キャベツとキノコのサラダ
鴨のコンフィによく合うレンズ豆のサラダ。油の多い鴨のサイドディッシュはさっぱりとマスタードを効かせて。
Kale Egg-whites Fritatta
●ケールと卵白のフリタッタ
サイドディッシュは大ブームのケールを使います。少し前は南部料理でしか使わなかったケールですが、今ではアメリカ中で朝食のスムージーから夕食のサイドディッシュまで見かける様に なった万能食材です。ブランチやランチのサイドディッシュで食べられるフリタッタは、全卵でも美味しいですが、卵白だけで作ります。
Dessert: Fennel Lemon Cake
●フェンネルとレモンのケーキ
フェンネルをカルダモン、生姜、レモンで煮てケーキを作ります。フェンネルはとても香りが強い野菜ですが、 甘く煮るとリコリス（甘草）に似た優しい香りになります。熱々のうちにラズベリーソースとバニラアイスを添えて。
American Red Wine, Iced Tea, Tea, Coffee
●アメリカンレッドワイン、アイスティー、紅茶、コーヒー
●お持ち帰りは焼菓子（マフィン他、手作りの焼き菓子を、毎回違うものをご用意したいと思います。お楽しみに）
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