Niki's Kitchen 英語料理教室

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タイ。朝のイスラム食堂の味カオモックガイ ★

春日部、英語と日本語も少々でのクラスです。
7月のクラスでは、タイで食べられているイスラムの料理をご紹介します。タイ人の多くは仏教徒ですが、マレーシアに近い南部にはイスラム教徒が多く住む地域があったり、北部には中国系の回族の血を引くイスラム教徒の人々が暮らしています。そうした人たちが広めてタイの食文化と融合して定着した料理があります。もっとも有名なのは、カオソーイでしょうか。香辛料を利かせたカレーラーメンのような麺料理は、タイ人にも人気の高い一品です。私の育ったチェンマイの街には、このカオソーイの美味しい店が多く、いまではチェンマイの名物料理のようになっています。そうしたカオソーイの店には、もうひとつ必ず美味しいものがあります。それがカオモックガイです。こちらも香辛料をふんだんに使った料理で、タイ風のビリヤニと言われる炊き込みごはんです。今回はこのカオモックガイと、同じくイスラム色が濃いマタバを中心にしたメニューです。

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料理の紹介


■ข้าวหมกไก่ Kao Mok Ghai カオモックガイ/イスラム風 鶏のスパイシー炊き込みごはん
カオモックガイは直訳すると「鶏が隠れたごはん」となります。じつはその名前に作り方のヒントがあるのですが、それはクラスでのお楽しみ。鶏とごはんの組み合わせといえばカオ・マン・ガイもありますが、同じ「鶏肉×ごはん」でもまったく別物です。カオ・マン・ガイは鶏肉とごはんを別々に調理して最後に合体させますが、カオモックガイは鶏肉と米を一緒に鍋に入れて調理する炊き込みごはんスタイルであり、ターメリックやシナモンなど様々なスパイスを使うことも大きな違いとなっています。



■น้ำจิ้มข้าวหมกไก่ Nam Jim Kao Mok Ghai ナムチム カオモックガイ
カオモックガイのつけダレ タイのカオモックガイはタレが付くのが特徴です。これがビリヤニながらタイらしいところと言えるでしょう。このタレは、鶏肉を食べる時につけるもよし、カオモックガイ全体にかけて食べるもよし。新鮮なミントの葉やショウガなどで作る甘くて爽快な香りのタレは、スパイスの強い香りをマイルドにまとめる働きをします。このタレを使うと、一気にタイらしさが強くなります。なお、このつけダレもタイでは店ごとに微妙に異なるので、タイを訪れた際には、ぜひ食べ比べてみてください。


■ซุปไก่กับมันฝรั่ง Soup Ghai Gup Mun Farang スプ・ガイ・ガップ・マン・ファラン
鶏肉とジャガイモのスープ このスープもイスラムの食文化の影響を受けたものだと言われています。見た目は一般的な西洋風のチキンスープのようですが、じつはこれにも独特な香辛料が使用されていて、実際に食べてみるとイスラミックな風味の仕上がりです。香辛料以外にも、フライドオニオンやライム、唐辛子などが味に深みを与えます。カオ・マン・ガイを出す店や屋台では、このスープを置いているところも多いので、もし見かけたらオーダーしてみてください。



■โรติมะตะบะเนื้อ Roti Mataba Nuea ロティ・マタバ・ヌア/タイ風 牛肉のお好み焼き
イメージがわかないという人も少なくないようですが、じつはタイの南部はマレーシアと接しています。そのため、長い歴史の間にはマレーシアからも様々な料理が入ってきました。このロティ・マタバもそのひとつです。マレーシアではムルタバと呼ばれていて、主に屋台で作り売りしています。インドネシアにも同様のものがあって、そちらはマルタバという名前です。これらはどれももともとはインドの食べ物だと言う人もいますが、確かにロティという名前はヒンディー語のパンが元になっていますが、マタバはアラビア語の折りたたむという意味のムタッバクという言葉から来ていると考えられます。いずれにしても、イスラム教の文化とともにタイに伝わりました。小麦粉の生地をペタンペタンと調理台に叩きつけるようにして薄く延ばし、その延ばした生地をたっぷりの油を熱した鉄板で焼きながら、たまごと和えた具をのせ、生地を折り畳んで具を包み込んで焼き上げたのがマタバです。口をさっぱりさせるキュウリなどの甘酢漬けを添えるのがお約束です。マレーシアやインドネシアでは、具にはヤギ肉を用いることが多いですが、タイでは牛肉を使います。同じ生地でバナナを包んで焼きコンデンスミルクをかけるとおやつにもなりますし、この生地の作り方を覚えておくと様々に具をアレンジして楽しめます。



■เต้าฮวยฟรุ๊ตสลัด Tao Huay Fruit salad タオ・フアイ・フルーツ・サラダ
フルーツサラダをのせたミルクプリン 最近の日本の夏はタイにも負けない熱さです。そんなときにはのど越しのいい冷たいデザートがおいしいですよね。タイのカフェでは冷たいデザートといえば、ミルクプリンが人気です。とくに辛い料理やスパイスの効いた料理を食べた後には、ミルクのやさしい風味が口をリフレッシュさせるのでぴったりです。



■กาแฟ ชา Kaafe Chaa ガーフェー チャー/コーヒー お茶
タイではコーヒーをガーフェー、お茶をチャーと呼びます。冷たいコーヒーはガーフェー・イェン、ホットコーヒーはガーフェー・ローンと言います。タイではコーヒーはミルクがたっぷりで甘いのが基本。まずコップにコンデンスミルクを注ぎ入れ、そこにコーヒーを注ぎ、仕上げにさらにエバミルクを加えます。もしミルクなしのあたたかいコーヒーが欲しい場合は、「ガーフェー・ローン・マイ・アオ・ミルク」と注文します。ミルクはなしでも砂糖を入れられる場合もあるので、ブラックコーヒーがご希望の場合には、「ガーフェー・ローン・マイ・アオ・ミルク・マイ・アオ・シュガー」。「マイ・アオ・」は「なしで」という意味です。残念なことに日本語的な発音でコーヒーと言うと、タイでは卑猥な意味になってしまいます。タイに旅行に行かれる際には、ガーフェーはぜひ覚えておかれることをおすすめします。


■เบียร์ BEER ビアー/ビール
生徒さんからのご要望に応えてビールをご用意いたしました。なお、ビールは飲まない方もいらっしゃるので、ご希望の方に別途実費料金をいただいてご提供させていただきます。 お気軽にお声をおかけください
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※おこさま連れはティーンエイジャーから参加可能。大人1名としてご予約ください。

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