●パン生地作り実物
ピロシキは一人４個（デザート２個、お米２個）を作り、食べ残った分はお持ち帰りいただけます。



●パン職人の揚げピロシキ（お米と卵と葱）
本場の「揚げピロシキ」を伝授します。パンの中にお米の入ったわたしの一番大好きでユニークなピロシキです。
ピロシキという名前自体、語源的にいえばピロークから派生した「小さいピローク」という意味です。ちなみに、「ピローク」は「宴席」を意味するロシア語「ピール」に由来するという説があります。
ピロシキはイーストで発酵させてた小麦粉で練った生地から作ります。中に色々な詰め物を入れて、オーブンで焼いたり、油で揚げたりする小型のものです。
ピロシキの生地の種類は多く、定番なのはパン生地で、他にも折りパイ生地や練りパイ生地のピロシキがあります。日本では揚げピロシキが主流で、詰め物はひき肉と春雨を炒めて、パン生地にパン粉をまぶして揚げたものなど、食べやすくアレンジされたものが多いです。
さらには、ピロシキの詰め物の種類も多く、前菜や付け合わせならひき肉と玉ねぎ；キャベツ炒め；マッシュポテートときのこ；レバー；卵、万能ネギとご飯などの具は定番で、デザートやおやつにはジャムやりんごなどフルーツの甘煮など自由に何でも入れます。
日本の方に食べていただいて実際に人気が高かったのは、お米、刻んだ万能ネギと茹で卵を混ぜた詰め物のピロシキです。日本の焼きそばみたいなかんじでパンの中にご飯というユニークな組み合わせ本当においしいです。
今回は本番の揚げピロシキの生地や具の作り方をご紹介したいと思います。




●五味調和のクリスマス・サラダ
グリーンリーフと果物、ドライフルーツとナッツたっぷりのクリスマス・サラダ パインアップルディジョンドレッシング
ロシアの人にとってはクリスマスはとても特別で新年よりも大切にしています。特にサラダを数種類並べる習慣はいろいろな味を楽しむのと同時に、クリスマス料理にかかせないものとなっています。
そこで今年は食感や苦味の異なるグリーンリーフ、酸味と甘味のあるフルーツ、渋みの少ない上品なピーカンナッツ、塩味のあるチーズ、辛い唐辛子の五味調和のサラダをつくります。クリスマスのお料理が冬の重厚なものが多いので、このサラダが調和させます。ブレンダーで作る五味調和のパインアップル・ディジョンドレッシングで和えてお召し上がり頂きます。



●レストラン仕様ビーフ・ストロガノフ　マッシュポテト添え
一説によると、ビーフ・ストロガノフの生みの親は、大変グルメだったアレクサンドル　ストロガノフ伯爵とされています。このストロガノフ伯爵は高齢になった時、歯の多くを失い、好物のビーフステーキが噛めなくなってしまいました。そこで彼のために考案されたのはビーフ・ストロガノフだったのです。
世界的に有名なロシア料理の一つで、牛肉を細切りにして、サワークリームやトマトを加えたキノコのソースで柔らかくなるまで煮込む本番ビーフ・ストロガノフを是非作ってみましょう！付け合わせの定番のマッシュポテトと一緒にどうぞ！



●パン職人のデザートピロシキ
デザートには同じ生地で作るロシアのジャム入りのピロシキです。
ロシアのデザートピロシキは特に女性に人気があります。熱いお茶を飲むための最高の方法を探しだしたロシアンティーは、ジャムをスプーンで口に含んだあとに紅茶を飲み、口の中で紅茶とジャムを混ぜて飲むスタイルです。
これにのっとりデザートピロシキはジャム入りのものを作ります。 フルーツを具にした最高のジャムで至福のティータイムをお楽しみください。
＜実物＞↓



●ワイン

ピロシキとワインのマリア―ジュもロシアならでは。