Niki's Kitchen 英語料理教室

講師ページへ

スラヴァの祝日を祝いましょう

京王井の頭線 「永福町」駅 北口より歩いて6分ぐらいです。クッキングのときは英語で、食事中は日本語でたのしみます。
セルビア大使館の秘書をしています。みなさんにセルビアの文化を食事や会話の面で楽しんでいただければと思います。

夜9時。スラバの日。セルビアの家庭は一斉に門を開き開放をします。来る者を拒むことはありません。本来ならばスラヴァの最中に「誰でも招き入れる」というのは伝統的ではないですが、しかしセルビア人の家庭では自ら来ようと思って来た訪問者を追い返すのは、その人に対して無礼だし、何より恥だと考える向きがあるので、訪問者は追い返されず招きいれられます。こういった風土的な考えが現代のスタイルにつながりました。 家を訪問する人はワインなど手土産を持参し、玄関でスラヴァの祝福の挨拶をします。席に着くとまずだされるのがジトという小麦のお菓子。 十字型に切ってからいただきます。

またセルビアではひとりひとりに神様「守護聖人」がいます。毎年スラヴァの祝日では自分の神様に日頃の感謝をこめてパンを焼き上げます。

いまから1000年以上、昔セルビアにキリスト教が伝わってきたときにこの儀式が習慣されました。 スラヴァの意味は『名誉』や『賛美』です。 キリスト教ではその聖人の誕生日もしくは亡くなった日に祝いますが、セルビアではスラヴァという日を設けて、過去と祖先を祝います。 スラヴァの習慣自体は現代を生ける者。その健康と繁栄のために行われるのです。 そしてもうひとつ興味深いことに、スラヴァは父から息子へ受け継がれます。それぞれの家族にそれぞれのスラヴァがあり、一堂に集まってこの日を祝います。 スラヴァの前の1週間は、スラヴァの日にのために家族で断食をします。また断食の期間がスラバにもつれ込むか、込まないかによって、残りのメニューに動物性のものが含まれるか含まれないかが決まってきます。 スラヴァの当日には家族で参拝をします。教会で参拝後、教区の聖職者が各家庭を訪れます。訪れた聖職者はこの日のお菓子「スラヴスキ・コラチュ」や「ジト」に祝福を与え、 スラヴァろうそくに火を灯し、その家族の聖人についての話をした後、祈ります。
実物↓

開催日時


決済方法

■銀行振込・ネットバンキング
クレジットカード決済は対応していません

メニュー


料理の紹介


1.Welcome food
●ウェルカム フード  Žito  ジト
「スラヴァー」の時は欠かせないのジト(žito)かコリヴォと(koljivo)も呼ばれ、ゆでた小麦で作られています。 小麦以外の部分はいろいろですが、クルミが入っていたり、香辛料や蜂蜜で味付けされたりすることもあります。 小麦はキリストの復活と、先祖の象徴であります。お客様が内に入ったらまず自家製の「ジト」を出します。 このジトは家族に伝わるレシピ。その家でしか味わうことができません。
実物



2.Slavski kolač
●スラヴスキ・コラチュ
スラヴスキ・コラチュはスラヴァ・ケーキを意味します。しかしケーキというよりはパンに近いです。 スラヴスキ・コラチュの上には十字と一家の聖人に関係があるシンボルを描くのが普通です。 
実物



3.Riblja čorba
  ●リブリャ チョルバ 辛い魚のスープ
パセリや人参のスープブイヨンとスィートパプリカ(粉)、唐辛子等で煮込んだ赤い色が特徴のスープです。 普段は川で採れた魚(鯉やナマズなど)で作ります。このスープは水上レストランで小さな釜で提供しています。パンと一緒に食べます。 日本は川魚はあまり売れてないので今回は海の魚で作ります。昔から一番人気の魚の料理です。 80年代旧ユーゴスラビアの時代一番有名なロックバンドは「リブリャ チョルバ 」というセルビアの ザ・ローリング・ストーンズ のように人気でした。彼らの名前はこのスープが由来となっています。
イメージ



4.Mesni rolat
●肉のルーラード
薄く延ばした肉に食材を巻いて蒸し煮にしたお料理をルーラードと呼び、中世の時代に生まれました。セルビアではほうれん草と卵が入っている人気のお祝いの肉料理です。お楽しみください。
実物



5.Medovača
  ●メドヴァッチャー
蜂蜜の蒸留酒

イメージ



伝統のリキュールです。 気管支炎、ばい菌などのに効果的だと伝えられている食前酒です。蜂蜜のラキヤとも言えます。
イメージ



6.Mađarica
●マジャーリッツァ
  プチ チョコ ケーキ
セルビアではお祝いのときにプチデザートを作る習慣があります。 その中、家庭でよく作るチョコレートの人気のケーキを今回紹介いたします。 「ハンガリーの女性」と言う意味で「マジャーリッツァ」と言います。 セルビアの北部 ボイボディナー自治州はハンガーリに隣接しオーストリア・ハンガリー帝国の時代からハンガリー人がたくさん住んでいます。 「マジャーリッツァ」は「ジェルボー」というハンガリー生まれのケーキ セルビアバージョンになります。控えめの甘さでコーヒと紅茶によく合います。
イメージ



7.Srpska kafa ili čaj
●セルビアコーヒーもしくは紅茶
Prijatno!



Nikis Kitchen 参加規定・キャンセル規定・免責事項等
ご予約お申込は、以下の内容についてご確認・ご同意の上、「ご予約ボタン」をクリックし、
フォーマットに必要事項をご記入の上お申しこみください。


お料理は料理名としてのイメージのため実物とは異なります
※ご予約方法につきまして
※※写真はお料理名のご紹介のためのイメージです。実物とは異なります
※ご予約後、「自動的に予約完了メールが届きます。届かない場合は、nikikitchen@ga2.so-net.ne.jpまでご連絡お願いします」

※注)取りあえず押さえておく為のご予約はお断りしております。

※ご入金後のキャンセルはご返金できませんので、ご出席できない場合は代理の方をご紹介くださるか、ご欠席のご連絡をお願いいたします。ただし家にあがって習うクラスですので、譲った方は譲った人の責任をもっていただくかたちになります。ネットでの販売・譲渡は不可です。

※他のクラスへの変更はできません。

※お申し込み後初めての方は3日以内、リピーターの方は5日以内にお振込みいただく前金制です。

※持ち物:エプロン、筆記用具、カメラ等

※待ち合わせ場所★ティアナさんの家へ直接


※おこさま連れはティーンエイジャーから参加可能。