●ウェルカム・ドリンク　キセーリ
ロシアの民話で「ミルクの川、キセーリの岸」で語られるキセールは、ロシアの最も古いお料理の一つです。 その歴史は１０００年以上ともいわれています。 ゆるくつくれば飲み物に、固く作ればババロアのようになるキセールは夏は冷たくして、冬は熱くしていただきます。 ロシアでは自分の畑に植えてある色々なフルーツをキセーリにします。


●ザクースカ　(前菜)　野菜のラグー
野菜の煮込み料理である。夏と秋の野菜のなす、ズッキーニ、玉ねぎ、にんにく、パプリカなどを炒めてトマト、ベーコンとハーブを加えて煮て作ります。形が崩れないでおいしくできるポイントをご紹介いたします。 冷たいザクースカとして召し上がっていただきたいのですが、温かい内に召し上がっても結構ですし、メイン料理の付け合わせとしても美味しいですよ。


●鶏もも肉ときのこのロシア風
鶏肉、きのこ、ハーブとトマトを煮込んでサワークリームを加えるとお肉がふんわり柔らかくなりさっぱりとした味になります。簡単なのに手が込んだおもてなし料理に見えてしまいますよ。食物繊維たっぷりのきのことトマトは栄養価が高く美容にいい一品になります。


●生地から作るきのこのつぼ焼き　(ガルショーチク)
きのこのガルショーチクはきのこのクリーム煮を壺に詰めてパンを被せてオーブンで焼いたものです。皆様に特別なパン生地をご紹介したいと思います。 つぼ焼きというとココットの器にパイ生地の蓋が被っているイメージがありますよね。ロシアではパン生地を被せることが多いのです。実は、ロシア人は日本人がご飯を炊くのと同様に、日々パンを焼いています。ガルショーチクにパイ生地を被せるとおしゃれでフレンチ風になりますよ。 ガルショーチクが出来上がると蓋を開ける時のワクワク感は幸せですね。ふっくら焼けたパンをきのこのクリーム煮に浸しながら熱々をいただきましょう。
※実物↓



●デザート　自家製ラズベリーと苺のソースのロシア風ベイクドチーズケーキ
上から染み込ませる自家製ラズベリーとイチゴのソースとよく合うしっとり濃厚チーズケーキを作ります。 クリームチーズは使わずに、ロシア風にチーズを配合してつくります。 一度食べたら、もうこのチーズケーキしか食べられないという人もちらほら。


●一番最後のティータイム
ロシア風の フレーバーティー。
ベルガモットやライム等の柑橘系の香りをミックスした紅茶をご紹介しています 爽やかな香りに身体もやわらぐようです。

●ワイン、ぶどうジュース、紅茶