■モスクワ風ボルシチ スメタナ添え
世界三大スープの一つボルシチは、実に種類が多く、発祥地のウクライナでは地方ごとに４０種類のボルシチがあるといわれています。 そのおとなりモスクワには「モスクワ風牛肉のボルシチ」は中でも非常にユニークで美味。まさに首都モスクワの名前を冠した特別なスープです。 まず砂糖に漬けたビーツを使うこと、そして決め手はブイヨンにあります。牛の骨と肉、焼いた野菜で出汁を取り 透明感の高い出汁を作り、そこからボルシチを作り上げます。また添えるサワークリームとのバランスがポイントとなっております。 一流レストランに出るような、とにかく高級感が漂う最高のボルシチです。 

●レストラン仕様ビーフ・ストロガノフ　マッシュポテト添え
一説によると、ビーフ・ストロガノフの生みの親は、大変グルメだったアレクサンドル　ストロガノフ伯爵とされています。このストロガノフ伯爵は高齢になった時、歯の多くを失い、好物のビーフステーキが噛めなくなってしまいました。そこで彼のために考案されたのはビーフ・ストロガノフだったのです。
世界的に有名なロシア料理の一つで、牛肉を細切りにして、サワークリームやトマトを加えたキノコのソースで柔らかくなるまで煮込む本番ビーフ・ストロガノフを是非作ってみましょう！付け合わせの定番のマッシュポテトと一緒にどうぞ！ 



●きのこのつぼ焼き　(ガルショーチク)
きのこのガルショーチクはきのこのクリーム煮を壺に詰めてパンを被せてオーブンで焼いたものです。皆様に特別なパン生地をご紹介したいと思います。 つぼ焼きというとココットの器にパイ生地の蓋が被っているイメージがありますよね。ロシアではパン生地を被せることが多いのです。実は、ロシア人は日本人がご飯を炊くのと同様に、日々パンを焼いています。ガルショーチクにパイ生地を被せるとおしゃれでフレンチ風になりますよ。 ガルショーチクが出来上がると蓋を開ける時のワクワク感は幸せですね。


■ロシア風りんごとスメタナのケーキ シャルロトカ バニラ風味のクレーム・シャンティ添え
りんごケーキ シナモン風味のシャルロトカはロシアン・トラディショナルなケーキです。 様々な作り方がありますが、このレシピはスメターナ(ロシア風サワークリーム)がたっぷり入りますので、しっとりに仕上げます。 ロシア風スポンジ生地といちょう切りにしたりんごやスパイスを加えて混ぜ合わせます。 オーブンで焼いて、バニラ風味のクレーム・シャンティを添えて召し上がりましょう！ 


●ワイン、ぶどうジュース、紅茶