Niki's Kitchen 英語料理教室

講師ページへ

( パッパーピン先生 ) タイのつけ麺「カノムチーン・ナムヤー・ガティ」

春日部、日本語と英語でのクラスです。

5月はカノムチーン・ナムヤー・ガティのクラスです。

日本のタイ料理店風に言うと「タイ風カレー素麺」でしょうか。つけ汁であるカレーソースには魚を使うのですが、いわゆるシーフードカレーとは違います。
ソースの中に魚は見当たりません。いや、魚に限らず何も具が入っていないように見えます。

そう、それこそがこのナムヤーなのです。

でも、食べてみるとコクがあり魚の旨味がしっかりと感じられます。味は異なりますが、日本のつけ麺のこってりとしたスープと似ています。
スパイシーで体も温まるので、まだ夕方になると冷え込む今の季節にぴったりです。

開催日時


決済方法

■銀行振込・ネットバンキング
クレジットカード決済は対応していません

メニュー


料理の紹介

Nam manaw anchan ナム・マナオ・アンチャン

蝶豆のレモネード 

< 実物 > (バタフライピーは妊娠中の方は飲むことができません。講師にお伝えし違うお飲み物をだしていただいてください)

 

 

 

Sa koo sai moo サクー・サイムー

■ 豚ひき肉入りのタピオカ団子

サクー・サイムーは伝統的なタイ宮廷料理の前菜です。

「サクー=タピオカ」「サイムー=豚ひき肉」のことで、豚ひき肉入りのタピオカ団子です。中には豚肉とともにネギやザーサイ、ピーナッツなどを炒めたものを包み込み、それを蒸して調理します。

私の故郷のチェンマイのワロロット市場では、生菓子売り場で販売されています。

具材を甘めに味付けするのでごはんのおかずという感じはありませんが、 レタスを添え、揚げたニンニクやパクチーをトッピングしていただくので、ビールなどのつまみにぴったりです。

タイ人はこれを生の唐辛子をかじりながら食べます。 つるんとしてモチモチな食感が楽しくて、ついつい箸が止まらなくなります。

< 実物 >

 

 

Yum khai tom ヤム・カイトム

■ 半熟たまごのサラダ仕立て

以前のクラスで揚げたたまごのサラダをご紹介しましたが、こちらはそれとはまった異なる味わいです。

クリスピーな乾燥エビが美味しい風味と食欲をそそる食感をもたらします。簡単に手早く作れますが、ジャスミンライスととてもよく合います。

タイではこれだけをおかずにごはんを食べることもあるほどです。とくにタイのおかゆ、カオトムとの相性はバツグン。

もしタイでカオトムを食べることがあったら、絶対にヤム・カイトムもオーダーしてくださいね。

< 実物 >

 

 

 

Kanom jeen nam ya kati カノムチーン・ナムヤー・ガティ

■ 魚とココナッツミルクのカレーソースつけ麺

カノムチーンは発酵させた米から作った麺のこと。

ナムヤー・ガティは魚を使ったココナッツミルク入りのカレーソースを指します。このソースは地方によって様々な伝統的な味付けがあります。

今回紹介するのは中部のスタイルです。その特徴は、グラチャイがアクセントとなっていること。

グラチャイは英語ではフィンガールートと呼ばれるもので、見た目は芋がらのような細い根菜です。主に魚を使った料理のにおい消しに用いられます。しいて言えばショウガに似ていると言えなくもありませんが、

独特な爽やかな風味で、ショウガで代用できるものではありません。日本ではタイ食材店で冷凍ものが手に入ります。タイではこれを細切りにして素揚げし、料理のトッピングにも使います。ソースには魚のすり身も加えますが、食材のかたまりが残らないようポタージュスープのように滑らかに仕上げるほどよいとされています。その代り、食感を楽しむために生野菜や茹でた野菜を添えて提供します。

ちなみに、カノムチーンは日本では素麺で代用しますが、タイでは乾麺ではなく、屋台ではその場で米粉を練ったものを金口の付いた筒に詰めてところてんのように突き出した作り立ての麺を使用します。

太さは素麺よりもやや太く冷や麦くらい。生地を寝かせていないのでコシがなくふにゃっとした食感です。

素麺の代用を食べていると物足りなく感じるかもしれませんが、本物のカノムチーンも慣れればおいしく、やみつきになる人も多いようです。

タイに行ったら、ぜひ現地の麺を食べてみてください。

< 実物 >

 

 

Sang kaya bai toeuy サンカヤー・バイトーイ

■ バイトーイ風味のカスタード

サンカヤーというと、カボチャを丸ごと使ったカスタードプディングのサンカヤー・ファクトーンを思い浮かべる方もいらっしゃることでしょう。

サンカヤーとはカスタードのことです。ココナッツミルクを使うので、欧米のそれとは風味が異なり、独特な味わいです。

サンカヤーにはとろりとしたクリーム状のものもあり、プリンのようなものありますが、今回紹介するのはとろとろクリーム。バイトーイ(パンダンリーフ)の葉で香りを付けます。

タイの街中には、ふわふわに蒸したパンとこのサンカヤー・バイトーイを売る屋台があちこちにあり、タイ人はおやつに、豆乳を飲みながらこのカスタードをつけたパンをつまみます。

おかゆに浸して食べる揚げパンのパートゥンコーとも相性が良く、揚げパンの屋台でも小さな容器やビニール袋に入れたサンカヤー・バイトーイが売られています。

じつはこれ、私の大好物です。世界中で一番好きな食べものかも。ぜひ皆さんにも食べていただきたいです。

< 実物 >

 

 

Kaafe, Chaa ガフェー、チャー

■ コーヒー、お茶