Niki's Kitchen 英語料理教室

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( パッパーピン先生) スイカ×干し魚、ターメリック×魚 魚料理の幅を広げるディープなタイ料理

春日部、日本語と英語でのクラスです。

タイにはまだ日本人が知らないディープな料理がたくさんあります。日本のタイ料理店にはない料理です。今回のクラスでは、そんなタイの料理の多様性をみなさんにご紹介したいと思っています。スイカに干し魚をフレーク状にしてのせて食べる「プラー ヘン テンモー」は、日本の方には衝撃的かもしれませんが、食べてみるとそのおいしさに驚くことでしょう。スイカの甘さと干し魚の塩気がお互いの美味しさを引き立てあいます。南部発祥のターメリックを使った揚げ魚「プラー トード カミン 」は、いわゆるタイ料理とはかなり印象が異なると思いますが、みなさんがよくご存じのタイ料理とも相性がよく、タイ人に愛されている味です。また、ターメリックは抗酸化力が高く、肌を健康に美しく保つために効果があると考えられています。「トム ザップ エン ゲーウ」の牛筋はコラーゲンがたっぷりな食材です。強い紫外線を受けて肌が荒れる夏に、ぜひ食べていただきたい料理です。

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料理の紹介

■Welcome dessert / ウェルカムデザート (何が出るかは当日までのお楽しみ)

 

 

■Welcome drink / ウェルカムドリンク (何が出るかは当日までのお楽しみ)

 

 

 

ปลาแห้งแตงโม(プラー ヘン テンモー)

■スイカと干し魚のフルーツサラダ

スイカに燻製して乾燥させた小魚のフレークをのせていただく料理です。市場や屋台でフルーツを買うと、小袋に入った調味料が付いてきます。それはプリックグルアと呼ばれるもので、砂糖と塩に唐辛子を混ぜてあります。タイではフルーツにはこれをつけて食べるのが常識。フルーツの甘さが際立って美味しくなります。この料理は、その高級版。1800年代のラマ王4世の時代に誕生したもので、それ以後宮廷では夏の料理として親しまれてきました。スイーツというよりも、品のいい甘さが清々しいフルーツサラダといったところでしょう。スイカの甘みと魚のフレークの塩気が合って絶品。セレブに人気のスタイリッシュなレストランでも人気のメニューとなっています。 

< 実物 >

 

 

ต้มแซ่ปเอ็นแก้ว(トム ザップ エン ゲーウ)

■牛筋のスープ

北東部のイサーン地方でよく食べられている名物料理。じっくりと煮込んだ牛筋は、口に入れるとトロリととろけます。日本では牛筋カレーや牛筋を赤味噌で煮込んだ土手鍋などが食べられていますが、こちらのトム ザップ エン ゲーウはレモングラスやこぶみかんの葉、パクチーなどを加えて、ピリ辛かつ爽やかな風味に仕上げるので、暑くて食欲のないときにも美味しく召し上げっていただけるはず。コラーゲンたっぷりの牛筋を食べればお肌もプリプリになって一石二鳥です。

< 実物 >

 

 

 

 

ปลาทอดขมิ้น(プラー トード カミン)

■ターメリック風味の揚げ魚

カミンとはターメリックのこと。タイ南部の漁村で生まれた伝統的な料理で、魚をターメリックなどのスパイスやハーブでマリネしてから油で揚げます。ターメリックに含まれるクルクミンは強力な抗酸化作用と抗炎症作用があり、タイでは古くから美しい肌のために効果があると考えられてきました。またターメリックはにおいを消す作用もあるので、魚臭さをやわらげて食べやすくしてくれます。この料理、魚はアジやサバ、サンマでも合うので、これから秋まで長く楽しんでいただけます。焼き魚の幅を広げる一品として、ぜひご家庭のメニューに加えてください。

 < 実物 >

 

 

 

ขนมหม้อแกงถั่ว(カノム モーケン)

■ムング豆のカスタードケーキ 

伝統的なタイのデザートです。もともとはポルトガルから伝わった西洋のデザートでしたが、それがタイで手に入る材料で代用して作られるようになり、オリジナルとは異なるタイのデザートへと進化したと言われています。ムング豆をつぶしてココナッツミルク、ヤシ砂糖などを加えて作り、ねっとりとした仕上がりになるため、日本ではタイ風プリンと呼ばれることも。多めに作って冷凍保存も可能です。作りたての温かい状態でも、ひんやり冷やしても、美味しく食べられます。

< 実物 >