東京でレストランVATANIMを営み、「東京最高のレストラン2020」にも選ばれた経歴をもつシェルは、現在北米のパリと言われるカナダ、モントリオールにて、州立のプロフェッショナル料理学校で勉強していて、中央アジアを超えたさまざまな料理を作るようになっています。

街ではフランス語が飛び交い、美食の都としても知られるモントリオール。ニューヨークに次いで、1人あたりに対するレストランの数が多いと言われています。

この学校ではホテルでのダイナミックな料理の作り方から、個人経営のレストランでの料理方法まで、ペストリーを含む、料理芸術の挑戦的な分野で応用できる様々な技術を学んでいます。

また料理だけでなく衛生管理やテーブルセッティング、調理器具の扱い方はもちろん、レストランビジネスのあり方、ひいてはホスピタリティ学など様々な視点で学んでおり、卒業すると優秀と認められます。 そこで学んだ知識を皆さんに少しずつ共有していきたいと思います。

シェルがプロ向けの養成学校で習った「マリネ・ピクルス」を日本の皆さんにわかりやすくご紹介。ピクルスのスバイスの配合、作り方を実践します。

１、ナスのマリネ

地域によっては前菜としてマリネを食べて、その後サラダ、スープ、食事というふうに食べるところもあれば、別の地域では、食事の間中おいておいて、マリネをつまみながら食事するパターンもあります。夏でも冬でも1年を通じて食べます。そのまま食べる他に、サンドイッチに挟んだり、なすのマリネはパンに乗せて食べることもおすすめです。BBQをしたときに肉と一緒に食べるのも美味しいです。

野菜がたっぷり、見た目も味わいも抜群のマリネをご紹介します。特に茄子やズッキーニの保存は長期で一年を通して食べていきます。バケットに載せて食べると美味しいですよ

２、マッシュルームのマリネ

簡単な手順で、驚くほど美味しいマッシュルームのマリネをご紹介します。 マッシュルームは水分を吸収しやすく、味が染み込みやすいので、その性質を用いて美味しいマリネを作ります。ついついあと一口と、手が伸びてしまう最高のメニューです。　

３、ズッキーニのマリネ

簡単で食べ応えがあるズッキーニのマリネ。 手作りの配合で作るスパイスを用いて長期保存できるマリネを作ります。　

４、カリフラワーとセロリとニンジンのピクルス

今回のメニューでこちらだけがマリネではなくて、ピクルスです。 ひと手間を加えることでしっかり味がしみ、素材の旨味が最大限引き出されている美味しいピクルス。さっぱりとしていて、おつまみにも最高です。 食欲を沸かせるので、前菜として、また箸休めにもぴったりです。　

クラスではスパイスの配合から行います。
スパイスを、自分で手作りして、どのマリネにもつかいます。

野菜の処理方法などが異なってくるため　今回は同時に４種類行います。