今年もロバートのアンコウ！美味しくいただきました。毎年、冬のお楽しみです〜鍋とは全く違うお味！最高です。

⇒　ご参加された方から感想をいただきました！

お正月休みが明け、寒さが身にしみる街中に出て行くと、温かな家庭料理がひと きわ輝いて見えるもの。寒い日が続くと温かいスープや煮込みが食べたくなります。今月はスープと煮込みの両方を探求したいと思います。冬の食卓にぴったりの心まで 温めてくれるような料理をご紹介します。白いんげん豆とケールを使って作る具沢山のスープはまさに幸せの味。さまざまなエッセンスを盛り込んだアンコウのメダイヨン。リースニングをつかったドライフルーツを楽しめるデザートと合わせて、寒い冬こそ暖かく楽しみましょう。

●ホワイトビーンズとケールのウィンタースープ
この冬のスープは寒い季節になるとアメリカの人たちが良く作ります。みるからに栄養満点。野菜自体が出す旨味がだしになり、時間がたつとともにトッピングの揚げたパンとパルメジャーノチーズがスープに溶け込んでもっちり感を出してくれます。
「トスカーナのリッポリータ（”再び煮る”という名前の翌日食べるイタリア料理）に比べてもっとさらっとしてるんだ」とロバートさん。
ホワイトビーンズとは白いんげん豆。ヨーロッパの移民たちがアメリカの人々に伝え今も尚、南部を中心に愛されています。
にんじん、セロリ、ガーリックソーセージなども入る具沢山スープですがケールのほろ苦さが揚げたパンに吸い込んで、さらに旨味のある一杯に。

●ルイユを添えたアンコウのメダイヨン、サフラン、オレンジ風味のフェンネルとポテト

アンコウは捨てるところがない魚、と言われ、骨、あごなど以外ほとんどの部位を食べることができます。
昔から美食家達をうならせてきた高級魚で西のふぐ、東のアンコウと言われてきました。
アンコウの旬は11月～3月の冬の時期、特に産卵直前の１～２月が栄養を蓄えていて一番おいしいと言われています。
和食では鍋のイメージが強いですが、今回はソテーにします。メダイヨン、とは大きなメダル、という意味でメダルのような形のお料理になります。上品な味わいのアンコウに添えるのはスペインのソースであるルイユ。料理にコクを与えてくれます。
付け合わせのフェンネルはオレンジ、サフラン風味で仕上げます。

●セモリナカスタードと冬のフルーツ、リースリングハニータイムソース

いわゆるカスタードプリンのようなデザートですが、パスタにも使うセモリナ粉を使うことでいつものプリンとは違う食感を楽しむことができます。
冬はフレッシュなフルーの種類は少ない季節ですが、そんな時はドライフルーツを利用しましょう。いちじく、アプリコット、プルーンなどのドライフルーツを使い、リースリングワインとはちみつでふっくらと仕上げます。

Wine
ワイン

●Coffee
コーヒー

※コーヒーが飲めない方は、その旨ロバートにお伝えください