ZOOM による日本語でのクラスです。　

東京でレストランVATANIMを営み、「東京最高のレストラン2020」にも選ばれた経歴をもつシェルは、現在北米のパリと言われるカナダ、モントリオールにて、州立のプロフェッショナル料理学校で勉強していて、中央アジアを超えたさまざまな料理を作るようになっています。

街ではフランス語が飛び交い、美食の都としても知られるモントリオール。ニューヨークに次いで、1人あたりに対するレストランの数が多いと言われています。

この学校ではホテルでのダイナミックな料理の作り方から、個人経営のレストランでの料理方法まで、ペストリーを含む、料理芸術の挑戦的な分野で応用できる様々な技術を学んでいます。

また料理だけでなく衛生管理やテーブルセッティング、調理器具の扱い方はもちろん、レストランビジネスのあり方、ひいてはホスピタリティ学など様々な視点で学んでおり、卒業すると優秀と認められます。 そこで学んだ知識を皆さんに少しずつ共有していきたいと思います。

シェルがプロ向けの養成学校で習ったお料理をを日本の皆さんにわかりやすくご紹介。そのままレストランでも使える本場の作り方を実践します。

＜ZOOM レッスンにつきまして＞
●①ご入金後、会員画面にて、すぐにレシピが入手できます。

●②レッスン当日にビデオのアーガイブ（録画）を送らせていただきます。

●③この日、出席された方も欠席された方も後から見ることができるビデオお送りします

⚫️Pouding chômeur　プディング・ショームール（失業者のプディング）
このインパクトのある名前のデザートは、1930年代の大恐慌の時期にカナダのケベック州で生まれたもので、
今もなお多くの人々に愛される家庭的なデザートです。モントリオールの工業地区で大規模な人員削減が行われた時代に、手軽に作ることができ、
経済的に厳しい状況でも手に入りやすい材料で構成されていたため、広く親しまれました。当初は安価な黒砂糖が使われていましたが、
現在ではメープルシロップを使用することが一般的となっています。焼く前と焼いた後の見た目がまったく異なり、その独特な製法には驚かされることでしょう！
プディング・ショームールは、現代のカナダのフランス系文化において重要なデザートとして確立され、今日でも多くの人たちに愛され続けています。
生地の上にシロップをバーっとかけて作るのがとっても面白いので、焼く前の写真も入れてみました。

⚫️French Dip Sandwich (ハーブと野菜で香り高い、ほろほろビーフ仕立てのフレンチディップサンドイッチ)
フレンチディップサンドイッチは、通常ローストビーフを挟んだものもありますが、今回は圧力鍋を使ってハーブと野菜と一緒に牛肉をほろほろに煮込みます。
この特別なフレンチディップサンドイッチは、圧力鍋で丁寧に煮込んだ牛肉がハーブと野菜の風味を吸い込み、口の中でほろほろと崩れる絶品の味わいが広がります。
チーズと特製ソースがさらなる深みを加え、バゲットとの調和はまさに絶妙。最後は、自家製ビーフブロスのジュースにたっぷりと浸して、贅沢な味わいを存分に楽しんでください！
ほっぺたが落ちること間違いなし！　圧力鍋がない場合ですが圧力鍋で調理するよりも時間はかかりますが、通常の鍋でゆっくりと煮込むことでできます。