●ビビンバ
日本で簡単に和えるだけのビビンバのレシピが出ていますが、韓国での本物のビビンバは日本のバラ寿司のように材料一つ一つに味を付けていくためとても丁寧なお料理です。クラスではなかなか最初から作れないので今回皆さんと一緒に全部作ることにしました。
普段はおかずとして１～２品が食卓に並ぶナムルですが、 ナムルが欠かせない日があります。新年が明けて初めての満月の日 （陰暦１月15日）の「上元（サンウォン）の日」と秋の豊作祈願の日です。例えばお正月のおめでたいときは三色ナムルが定番です。茶（または赤）、白、緑の３色を取り合わせます。
盛り付け例（ほうれん草のかわりに　牛肉＆ゼンマイ　もやしになります）

●ぜんまい＆牛肉ナムル
シャキシャキとした歯ごたえ。我が家のぜんまいナムルは牛肉と一緒に炒めます。ビビンバの欠かせないナムルです。ナムルを作るには、やはり干しゼンマイの方が美味しく出来ます。素材の乾燥ゼンマイは１年保存が利くため常備をしておくと便利です。
もやしの隣　写真参考

●韓国カボチャ（ズッキーニ）ナムル
ナムルはそれぞれ違う味で調理をするのでビビンバにするとその美味しさを実感していただけます。日本ではズッキ－ニで代用できるこのナムルは、爽やかな色で優しいお味です。


●もやしナムル
個人的にビビンバには豆もやしよりもやしがもっと合うと思います。さっと茹でてすぐ作れます。これだけでも居酒屋風おつまみにもなります。


●きのこナムル
噛むとじわっと旨味が広がります。一品のお菜としても良く、またビビンバの具としても柔らかく全体のバランスに良く合います。


●大根の和え物(韓国風なます)
韓国でも丼は人気がありますね。日本の丼との違いはお野菜を多く載せることです。ビビンバの具として一緒に混ぜて食べても美味しいですし和え物としてべつに食べても良いです。まさに名わき役です。




■保存食！牛肉コチュジャン（薬コチュジャン）を作ろう（冷蔵庫で１週間から２週間保存がききます）
薬コチュジャンは、お肉や松の実などを使って作る「肉味噌」みたいなもの。沖縄が誇るゴハンのおとも「油みそ」の韓国版です。 
サムのご飯のときにはなくてはならない存在、それがコチュジャン。これが有るのと無いのでは全くお味が変わってきます。野菜のナムルと一緒に食べると最高です！買ってきたままのコチュジャンでも良いのですがここは一手間かけて美味しいオリジナルのコチュジャンを作りましょう。混ぜる材料を吟味するのもまた楽しいひと時です。牛肉にはヤンニョムで下味をつけて一度火を通したものを使います。

■テンジャンチゲ
本場韓国の美味しいテンジャンチゲを作ります。日本では味噌は煮込まないのが鉄則ですが、韓国では逆にグツグツと煮込みます。 それは韓国の味噌は日本の味噌と違って煮れば煮るほど味が出てくると言われているからです。 日本では味噌汁の具もあまり煮込みませんが、韓国ではみそ汁に入れて具を煮込むため スープに野菜の香りがよく広がります。アサリ、牛肉、豆腐、ズッキーニなどがたっぷりと入る我が家の自慢の味です。

■イカと豚の三枚肉（サムキョプサル）の炒めもの「オサムプルコギ」
イカと豚三枚肉（サムキョプサル）の相性は抜群です。新鮮な烏賊が手に入りやすい韓国の平昌(ピョンチャン)で、豚肉を食べる時にイカと一緒に焼いて食べたのがはじまりです。おかずはもちろん、酒の肴としても最適ですよ。

●特製チャーハン
イカと豚バラのピリ辛炒めを食べて最後にキムチやエゴマの葉などを入れてチャーハン作ります

■白ワイン