昨今、主要原材料や原油価格の高騰が続いており、
原材料費や物流コストなどの負担が以前よりも大きくなっております。
今までさまざまな対策を講じ価格維持に努めてまいりましたが、
現行の価格体系を維持するのが困難な状況となりました。

そこで、誠に不本意ではございますが、
製品の価格改定を実施させていただきたく存じます。

つきましては、２月１日以降のご予約分より、価格を５００円値上げさせていただきます。
何卒ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

四川の世界を旅してみましょう

蛋花酒醸（ダンホワジウニャン）は、中国全土で親しまれているデザートですが、特に江南地方や四川省などでよく見られます。

この料理のベースとなる「酒醸（ジウニャン）」は、発酵した米を使った食品で、古くから中国の多くの地域で作られてきました。江南地方ではデザートや軽食として日常的に食べられるほか、四川省などの地域でも甘酒のような感覚で親しまれています。

乳酸菌の酸味と発酵した米の甘みが特徴のこの一品は、寒い季節に体を温める効果があるとしても人気があります。蛋花（卵の花）の優しい風味とともに、中国の伝統的な発酵文化を感じられる一品です。

①魚香肉絲（ユイシャンロウスー）
魚香とは、四川料理の伝統的な調理法の一つ。その名前に「魚」がついていますが、魚は使いません。甘酸っぱさ、ピリ辛、そして香り高い味わいが特徴の豚肉の炒め物は、四川の食卓を彩る代表格。まさに四川の「香り」を楽しむ一品です。

②响鈴肉片（シャンリンロウピエン）
パリッと揚げたワンタンに、とろりと五目あんをかけて仕上げた一皿。辛さはゼロながら、素材の旨味がしっかりと楽しめる四川の伝統料理。響き渡る鈴のような軽やかな食感がその名の由来です。

③家常豆腐（ジャーチャンドウフ）
中国の家庭料理を代表する「家常（家庭風）」の豆腐炒め。地方や家庭ごとに異なる味付けが楽しめるのもこの料理の魅力です。今回は豚肉と揚げ豆腐を四川風に炒めた、母から受け継いだ味をご紹介します。

④虎皮青椒（フーピーチンジャオ）
青唐辛子を焼き付けて作る「虎皮」と呼ばれる焦げ目がポイント。豆鼓（トウチ）の風味と唐辛子の辛味が絶妙にマッチし、ピータンを添えることでさらに奥深い味わいに。重慶の郷土料理が、目にも舌にも楽しい一皿に。

⑤蛋花酒醸（ダンホワジウニャン）
発酵の文化が生んだ、中国式甘酒のデザート。乳酸菌のほどよい酸味と発酵米の甘さが、食後の締めにぴったりです。栄養豊富でお肌にも嬉しいこの酒醸（ジウニャン）は、古くから人々の健康を支える存在でした。当日はご自身の容器（500cc程度）をご持参いただき、発酵酒醸をお持ち帰りいただけます。

お料理にプラスしてその日のサプライズメニュー（作り済み３-４品）がついて茶懐石風にしてお出しします　（参考）