タイ東北料理をおうちで楽しもう！

時々、無性に食べたくなる——そんな味がタイ料理にはあります。
ピリッとスパイシーでほんのり甘くて、どこか懐かしい優しい味わい。今回は、初心者の方でも気軽に楽しめる、タイの家庭料理をご紹介します。

メニューは、温かみのある味と、ちょっぴり冒険気分を味わえる東北タイの料理たち。
「カオソーイ」や「ラープ」など、聞いたことはあっても実際に作ったことがある人は少ないかもしれません。この機会にぜひご自身の手で作って、味を覚えて帰ってくださいね。

クラスは実習形式。皆さんに実際に調理していただきますが、ご安心ください。
先生の教え方がとても丁寧でわかりやすいと毎回好評なんです。実は先生、タイでは本職が学校の先生だったそう。なるほど納得！と感じていただけるはずです。

初めての方も、おひとり参加の方も、どうぞ気軽にご参加ください。
香りと味わいが旅気分を連れてきてくれる、そんなひとときをご一緒しましょう。

メニュー　＜完全実習＞

• カオソーイ

• ラープムー（豚ひき肉のスパイシーサラダ）
  

• タピオカコーン
  
  
  まずは先生がお手本をみせながら調理をします。そのあとはガスコンロで3つのグループに分かれて実習します。

■ カオソーイ（実習）

タイ北部の町チェンマイのそして私のお店の看板メニュー、カオソーイ。 ｢中華卵麺｣と「シャリシャリ揚げ麺｣の２種類が入った 辛、酸、甘が混じり合ったマイルドな味わいのスパイシースープ。上にはガイ（鶏）やタイの薬味をトッピング。お箸で麺にスープが絡み合うようゆったりと混ぜ合わせ、 スープの中で刻々と変わっていく異なる食感の麺を楽しむお料理です。食べ終わった丼に白飯を入れておじや風に食べるも又、格別。

■ ラープムー（豚ひき肉のスパイシーサラダ）実習

挽き肉を使ったタイ料理の代表格といえば「ラープ」。辛味と酸味のバランスが絶妙で、食欲をそそる味わいは、タイ料理ファンの中でも特に人気があります。中でも今回ご紹介するのは、豚のひき肉を使った「ラープムー」。イサーン（東北タイ）地方を中心に親しまれているスタイルで、レモンの爽やかな酸味とナンプラーの塩気が絶妙に絡み合う一皿です。

特徴的なのは、「香ばしい炒りもち米の粉（ข้าวคั่ว）」を加えること。これにより、ほのかな香りとざらっとした舌ざわりが生まれ、ラープ特有の奥行きが出ます。

■ タイライスとタイアイスティー

スパイシーなお料理には、タイの香り米がよく合います。
細長くて、やわらかくて、ふわりと香ばしいジャスミンライスを、
ごはんそのもののおいしさを味わいながらいただきます。

そして、甘くて涼しいタイアイスティー。
スパイスの香りがふんわり広がって、デザートのようでもあり、
お料理のあとにぴったりの一杯です。

■ タピオカコーン　（実習）

タイでは、家庭で作られるデザートにとうもろこしがよく使われます。冷蔵庫で冷やして食べても、ほんのり温かいうちに食べても美味しく、どこか懐かしさを感じる味わいです。

香りづけにはパンダンリーフというハーブを使い、ほんのり緑がかった色とやさしい香りをプラス。タピオカとコーンの組み合わせが意外なようでいて、ひと口食べれば納得の相性です。

もちもち＆つぶつぶ、甘くて塩気のバランスも絶妙なこの一品。日本ではあまり知られていないタイのおやつを、ぜひご家庭で体験してみてください。