辰巳。英語(女性専用)でのクラスです
10月は9月と同じメニューです。まもなく秋が訪れます。ワインが気軽に楽しめる南イタリアのカラブリア料理や自家製パンなどを盛り込みました。 「おいしい食事」と「楽しいお時間」と共に皆様におもてなしをいたします。 南イタリア、カラブリアには野菜をふんだんにつかったお料理がたくさんあります。 中でもカポナータが有名です。 そして、わたしの十八番でもあります。 とろけるような食感がたまらないカポナータは日本でいう「甘酢煮」。 クラスで焼き上げる自家製パンはカラブリア風のカポナータには最高の組み合わせのものを選びました。 これはとてもユニークで「ビガ」と呼ばれるイタリアならではのパン種を作ります。 実はイタリアの小麦粉はグルテンが弱く、それを膨らませ美味しい生地を作るためにこの方法が取られているそうです。 ほかたくさんのお料理をぎっしりお届けします。
カラブリアのカポナータ実物
鶏のカッチャトーラ(猟師風)
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チャバッタ(パン)実物
Welcome drink : Sambuca Liqueur
●ウェルカムドリンク : サンブーカ(リキュール)
イタリア特産のリキュール、サンブーカをどうぞ。 エルダーフラワーなどをベースにした甘口のリキュールです。
Caponata Calabrese
●カラブリア風カポナータ
カポナータは、シチリア地方の野菜の前菜です。カポナータは数えきれないほどのレシピがあり、主にトマト、ナス、タマネギを一緒に炒め、お砂糖とお酢を加えることによる「酸っぱくて甘い」風味に特徴があります。 今回のレシピは、私の両親の出身、カラブリア州のバージョンで、ズッキーニやオリーブ、ケイパー、松の実なども使います。 カポナータの起源について確かなことは分かりませんが、1700年代後半にはカポナータの原型があったことが確認されており、船乗り達が朝食にしていたと言われます。お酢が入っているために保存がきき、船で食べられていたということです。一般にはカポナー タは酸味が強いと感じる方もいらっしゃいます。そのため、お酢を減らしながらも野菜の美味しさを引き出し、味に深みを出す方法をお伝えします。
*実物↓
Ciabatta
●チャバッタ(パン)
長くて平らな形から、直訳すると「スリッパ」という名前を持つチャバッタは、1980年代にベネト州のパン屋で、フランスの「バゲット」に対応するものとして考案されました。通常チャバッタは、パン作りの2日前から準備する「ビガ」と呼ばれるパン種を使って 作ります。このパン種を生地に加えてパンを練り上げます。「ビガ」を使い長時間の発酵を行うことで、粉の甘みが感じられ、フレッシュで気泡の多いパンが出来上がります。カラブリア風のカポナータには最高の組み合わせのパンです。
*実物↓
Patate Mpacchiuse
●カラブリア名物パターテ パキウーゼ
全ての芋類は南アメリカを起源とし、南アメリカを植民地化していたスペインとの交流によりイタリアにジャガイモがもたらされました。 その毒性からナス科の植物ではとの疑念があったため、当初は豚のエサとされたのみでしたが、今では“パターテ パキウーゼ(Patate ‘Mpacchiuse)”なしのカラブリア料理は想像もできません。 「パターデ パキウーゼ」は直訳すると「ベタベタしたじゃがいも」という意味で、「コゼンツァ」という街発祥の伝統料理です。このお料理には、アスプロモンテ国立公園周辺の山あいの「シーラ」という街で生産されたジャガイモを使います。「シーラ」産の ジャガイモは、高地で育ち、皮が厚いことから、格別に甘く、クリーミーな香りがすることでヨーロッパ周辺でも有名です。残念ながら日本では手に入らないので、日本でおいしく作るための材料の選び方、仕上げ方をお伝えします。
Pollo alla Cacciatora
●鶏のカッチャトーラ(猟師風)
「猟師風の鶏」という意味を持つこのお料理は、多くのバリエーションがあります。今回はその中でもポピュラーなトマト風の煮込みをご紹介します。 伝統的には、夏の間に頂くお料理です。というのも、冬の間は鶏に卵を産ませるため、鶏を食べることはありませんでした。冬の期間が終わると、農民たちは午前中の食事として、炉火の上に鎖でつるした銅鍋でこのお料理を作ったのです。
Frittelle di Mele alla Liquirizia
●デザート : リコリス風味のリンゴのフリット
リコリス(甘草)は、古代エジプト、中国、インドで、喉の痛みから食中毒まで、あらゆる病気に効く薬として長く用いられてきました。イタリアには1000年頃、治療を目的としてベネディクト会の修道士により持ち込まれたようです。 カラブリア州の北東部で採れるリコリス(甘草)の根は、ほぼ間違いなく世界最高ランクの品質です。イオニア海にほど近い山地の土壌、太陽、空気が、非常に甘い根を生産できる環境を作っています。この地域は、何世紀も前からリコリス(甘草)を育て、輸出 してきました。現在でも飴やリキュールなど様々な商品を取り扱っています。 今回は、リンゴのフライに、リコリス(甘草)の粉末で風味を付けます。リンゴを楽しむのにはぴったりの季節に頂く、ちょっとヘルシーなドーナツといった感じのデザートです。
Red Wine
● 赤ワイン
Tea, Coffee
● コーヒーまたは紅茶
●女性専用のクラスです
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お料理は料理名としてのイメージのため実物とは異なります
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※注)取りあえず押さえておく為のご予約はお断りしております。
※ご入金後のキャンセルはご返金できませんので、ご出席できない場合は代理の方をご紹介くださるか、ご欠席のご連絡をお願いいたします。ただし家にあがって習うクラスですので、譲った方は譲った人の責任をもっていただくかたちになります。ネットでの販売・譲渡は不可です。
※他のクラスへの変更はできません。
※お申し込み後初めての方は3日以内、リピーターの方は5日以内にお振込みいただく前金制です。
※持ち物:エプロン、筆記用具、カメラ等
※待ち合わせ場所:辰巳駅そばymca前
※おこさま連れはティーンエイジャーから参加可能。大人1名としてご予約ください。
※クラスの終了時刻は15時00分前後になります。