東京、新宿の側 初台
日本語のクラスです。レシピは英語です。
初夏がまもなく訪れます、庭が色とりどりの花や鮮やかな緑で華やかになってくると心が満たされます。 我が家の庭のハーブたちも芽を息吹く季節となってまいりました。 そんなすばらしい自然からヒントを得たメニューです。
まるで摘みたてのようなフレッシュ感のある、旬のアスパラガスを使い、塩味のクラフティを前菜、そしてメインに。
そしてソース作りはレムラードソースとアイオリソースを作ります。 ソース作りに興味はあるけれど、どんな料理にあわせたらいいんだろう? レパートリーを増やしたい。 いつものお料理にかけるだけで見た目も印象もがらりと変身させてくれます。
数あるレパートリーの中から、料理の幅を広げてくれるおすすめのソースを御紹介します。
Clafoutis d’Asperge et Petits Pois/Clafoutis of Asparagus and Green Peas
●アスパラガスの入った塩味のクラフティ
クラフティはフランスのリムーザン地方の伝統菓子で、１９世紀にはフランス全土に広まりました。 果物入りのカスタードプディングのようなお菓子で、チェリークラフティが一番有名です。 リムーザン地方ではチェリー以外のフルーツを用いたものをフロニャルド、という名前で区別しているそうです 最近では今回のような甘くせずに野菜を入れて焼くタイプのものもあります。春らしくアスパラガスとグリーンピースを選んでみました。ワインに合う熱々をクラフティをどうぞ。
< 実物 >
Photo by K.A
Salade au Comte et Saucisson Sauce Remoulade Facile/Salad Comte Cheese and Dry Sausage Remoulade Sauce
●コンテチーズとドライソーセージのサラダ、レムラードソース
コンテチーズはアルプスに近いジュラ山脈一帯で職人が手作りしているハードタイプの熟成チーズ。硬質で重量感があり、うまみが凝縮されたクセがなく食べやすいチーズです。 そのコンテチーズとドライソーセージ、ジャガイモ、シャロット、トマトなどを使ったご馳走サラダを作りましょう。サラダに使うソースはレムラードソース。 マヨネーズから派生したソースの一つで、マスタード、ピクルス、ケイパー、ハーブなどを加えた、リッチなマヨネーズとも言えるかもしれません。 ソースはもちろん手作りです。美味しいソースやドレッシングを作ることが美味しいサラダを作るコツです。
< 実物 >
Photo by K.A
Saumon Roti, Aioli et Legumes Verts/Salmon Roasted with Spring Vegetables and Aioli
●アスパラガスとアイオリソースを詰めたサーモンのロティ／ローストした春野菜
アイオリソースは南フランスでよく用いられる、卵黄とオイルを乳化させて作るソースの一つ。プロヴァンス地方では茹でた野菜や茹で卵に添えていただいたり、またブイヤベースに添えたりします。今回はサーモンに添えたいと思います。 サーモンはバジルやミントを詰め、オリーブオイルでローストしたような状態になるまでソテーし、ニンニクの風味のきいたアイオリソースと一緒にいただきます。添える野菜はサーモンと抜群の相性のフェンネル、いんげんなどを使います。
< 実物 >
Photo by K.A
Side dish
●サイドディッシュはいつも当日のお楽しみ。その日に手に入る材料でメインディッシュにぴったりのものを作ります。
Gateau Moelleux a la Crème de Marrons et a l’huile d’olive/Marron Cream and Olive Oil Soft Gateau
●マロンクリームとオリーブオイルのソフトガトー
マロンクリームとオリーブオイルを使ってふんわりとした焼き菓子を作りましょう。 マロンクリームは１８８５年にクレマン・フォジェという会社が最初に作ったそうです。割れてしまった栗にシロップ、砂糖、バニラなどを加えて作られています。 マロンクリームのおかげで栗が手に入らない季節でも美味しい栗のデザートが楽しめるようになりました。 今回のお菓子はバターの代わりにオリーブオイルを使うことでどっしりとした焼き菓子ではなく、軽い仕上がりとなりますが、アーモンドパウダーを使うことでナッツの風味が加わり食べごたえのあるお菓子です。 生地にもマリンクリームを練りこみ、焼いたケーキにマロンクリームをはさみこみます。
< 実物 >
Photo by K.A
Red wine and white wine
●赤ワインと白ワイン
Coffee or Tea
●コーヒーか紅茶
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