東銀座、日本語のお教室です。
トルコ人のシェフが作る本格的なトルコ料理を味わえるお教室です。
トルコの中東部アナトリアは、ケバブやギュベチ(ユベチ)など、トルコ国内のみならず、今でも元オスマン帝国地域で食べられている様々な料理の発祥の地でもあります。
ギュベチ(ユベチ)は、肉と野菜をオーブン焼きにした料理。元々はアナトリア地方で、庭にある釜でパンを焼き、その余熱で鍋を入れておいたことからできました。余熱でじっくり火を通した方が味を逃さずに全体が馴染み、炒めるよりもずっとおいしくできることが経験的に知られていました。現代でもその方法は受け継がれており、オスマンさんのお母さんもよく釜で作ってくれたそうです。
オーブン焼きもギュベチですが、鍋そのものもギュベチと呼ばれて形も様々。いわゆる鍋の形から花瓶型、そして出来上がった鍋を割って食べるタイプなどあります。家庭で限りなくオリジナルに近づけたギュベチを作りましょう。今回の具はビーフとインゲンです。トルコの濃厚トマトソース「サルチャ」で作るサルチャソースを巻き込んだ、トルコの味が凝縮したロールパンを作って一緒に食べましょう。
卵のメゼ
牛肉のギュベチ
レモンジンジャーケーキ
<オスマン流サービス>
長年イタリアンレストランで働いていたオスマンさんの自慢の焼き立てピザがクラスの間のブレイクタイムに登場します。のんびりとおくつろぎください。(サービス作り済み)
YUMURTAPANE/ユムルタパネ
●卵のメゼ
パーティにも向く手の込んだ卵のメゼです。ちょっとスパイスの効いたクリームがトルコらしいアクセントに。温かくしても冷めてもおいしいメゼです。<実物>
CEVIZLI SALCALI RULO EKMEK/チェヴィズリ・サルチャリ・ルロ・エキメキ
●サルチャクリーム入りロールパン
トルコ料理に欠かせない濃厚なトマトペースト「サルチャ」。これをつかって特製バターガーリックサルチャソースをパンのテイストに。これだけでも十分に味があっておいしいので軽食にも朝食にも喜ばれます。クラスではメインと合わせてお召し上がり頂きます。クラスではもっと大きいパンになります。<実物>
TAZE FASULYELI GUVEC/タゼ・ファスイェリ・ギュベチ
●ビーフとインゲンのギュベチ(ユベチ)
オリジナルのギュベチってどういうお料理ですか?そんな生徒さんの素朴な質問から生まれたメニューです。トルコ中東部アナトリア地方のオーブン焼きです。今回はビーフと旬のインゲンを使います。ケバブやユベチなど、元オスマン帝国地域までも広がった料理は全てこのアナトリア地方が発祥。トマト系の味付けでスパイスを多く使うのが特徴です。
元々は、庭にある釜でパンを焼いた後に鍋を入れてつくられてきました。アナトリアでは古くから経験により知られていました。家庭のオーブンで限りなくオリジナルに近づけたギュベチ(ユベチ)です。なぜどうしてこのようなお料理になったかを当日ご説明します。<実物>
TERBIYELI ISPANAK CORBASI/テルビエリ・イスパナク・チョルバシ
●ほうれん草とコーンのヨーグルトスープ
トルコでは家庭でもレストランでも毎食必ずと言っていいほど出され、スープ専門店もあるほどのスープ文化の国。トルコの種類豊富なスープを月替りでご紹介しています。
自家製ヨーグルトベースのスープにほうれん草とコーンを浮かべた色鮮やかなスープです。ヨーグルトとレモンのほんのりとした酸味に、早くも夏らしさを感じます。
トルコでは黄色く甘いコーンがあり、炭焼き、塩ゆでなどにします。日本とトルコには共通点も多くあることを感じるスープです。<実物>
LIMONLU ZENCEFILLI KEK/レモヌル・ゼンゼフィリ・ケク
●レモンジンジャーケーキ
レモンとジンジャーを外からも中からもダブルで風味を感じる贅沢ケーキ。薄いアイシングはパリッとしたグレーズで、割った瞬間にレモンとジンジャーの香りが弾けます。紅茶ともよく合うケーキです。
<実物>
Welcome drinks: Turkish Juice
●ウェルカムドリンク:トルコのジュース
トルコには、たとえばザクロジュースやチェリージュースなど、ほんのり甘酸っぱくて美味しいジュースが沢山あります。美味しい果物の国、トルコならではのジュースをご紹介していきます。
Turkish tea
トルコの紅茶は「チャイ」と呼ばれ、チャイ専用のティーポットでいれます。オスマンさんオリジナルブレンドのチャイは、しっかりした味わいに多くのファンがいます。紅茶の消費量世界一ともいわれるトルコの紅茶のおいしさを味わってください。