●グリンピースのスープ
トルコのディナーには欠かせないスープ。トルコのディナーは、まずスープから始まります。
ヨーロッパやアジアとも異なるスープは味も作り方も概念が異なる為びっくりされることが多いようです。
季節の変わり目で疲れた体に、グリンピースの優しい味のスープで、心も体も癒しましょう。

Kestaneli Kuzu Guvec
●栗とラム肉の煮込み
トルコでは栗をケスタネとよび、農家の食卓には、毎日のように栗料理が並びます。
今回のメインは「サフランと栗とラム肉の煮込み」
日本では中々見かけることがないお料理ですが、いかにもトルコらしい秋のお料理です。甘い栗に塩をかけると、より一層ほくほくとして美味しいように、塩味のおかずに甘い栗は好相性。
熟成されたラム肉の味わいとサフラン。他の素材ではこうはいかないトルコならではの組み合わせを存分に楽しめます。 トルコで食べる本場の料理が味わえます。

●ババガヌーシュ
今月は食べだすと止まらないと言われている「ババガヌーシュ」をメゼで作ります。 焼き茄子と練り胡麻のクリーミーな味わいが楽しめます。今ではトルコやアラブでも有名ですがもともとは黒海で生まれたお料理です。

Domatesli Pilav
●トマトのピラフ
世界的に有名な「ピラフ」は諸説ではトルコから生まれました。
やがて中央アジアやフランスに広がり、そしてアジアへも伝わっていきます。
しかしトルコの主食はパン。この名高いピラフでさえ肉料理の付け合せとしての位置づけなのです。
トマトのフレッシュな酸味と甘味の飽きのこないやさしい口当たりのピラフを一緒に作りましょう。

●ナイチンゲールの巣型バクラヴァ
トルコのスイーツといえば多くの人がバクラヴァを思い浮かべるほどの、圧倒的な知名度を誇るバクラヴァはトルコが発祥の地。それだけにこれまでにも多くの生徒さんからのリクエストを頂いてきましたが、ついに登場です。
トルコのバクラヴァにはそれはそれは数え切れないほどの種類があり、専門店ではショーケースにずらりと並んでいます。薄い生地のフィロペストリーにアーモンド、クルミ、ピスタチオなどのナッツを入れてシロップをかけたもの、極細パスタのような生地で同じようにナッツを包み込みシロップをかけたものなど、工夫が凝らされた形や具に目移りしてしまう品添え。何でも安心でおいしい手作りがモットーのオスマンさんのバクラヴァはもちろん生地から手作りします。まずは一番簡単にできるタイプの鳥の巣型を作りましょう。ナイチンゲールの巣という名前を持つ、ころんと丸い形が可愛いバクラヴァです。日本でも入手しやすいクルミ入りです。