西葛西、英語と日本語のクラスです。
インドの西部・マハラシュトラ州出身のアルティさんは、よくお母さんにある質問をするそうです。「なぜお母さんはにんにくと玉ねぎを食べないの?」お母さんの答えはとってもシンプル。「クリシュナ神を信奉し、バクティヨガを実践しているからよ」と。インドではヨガなどの実践においてにんにくと玉ねぎはタブーとされている食べ物なんだそう。インド料理といえばにんにくと玉ねぎは外せないと思いがちな私たち。でも意外と信仰心から食さない人も。とはいえ彼らの食事はニンニクも玉ねぎも使わなくてもとっても豊か。香りや味の強い食材を使っていないからか、体にもスッと染み込む滋味深いものばかりなんです。そこで昨年に引き続き、今秋もにんにくと玉ねぎを使わなくても驚くほど美味しく出来上がるアルティさんのお母さん秘伝のベジメニューが登場します。甘いパラタとしょっぱいパラタ、そしてヤムイモのカレーとワダにライタ。盛りだくさんのメニューですが、どれもこれも味の決め手は何といってもスパイス。シンプルな食材に深い味わいを生み出すそのスパイス使いは必見です。にんにくと玉ねぎを使わなくても大満足間違いなし、インド料理の概念が変わるスペシャルベジメニューをご賞味あれ!
ヤムイモのカレー
ムングパラクワダ
マタールパラタ
Two types of parathas
●2種のパラタ
ナンよりももっとインドの食卓でポピュラーな主食がこのパラタです。全粒粉を練った生地を平たく焼いていくシンプルなパンですがその種類は実に様々。プレーンなものであってもギー(すましバター)を塗りつつ何層にも折りたたんで焼いていく芸の細かさで、そのままでもとっても美味。今回は食事やお弁当にもピッタリのパラタと、そのままでもスナック感覚で楽しめるパラタの2種をご紹介します。
・マタール(グリーンピース)パラタ Matar paratha
スパイシーなグリーンピースのフィリングを入れて焼いたパラタがこの1つ目のマタールパラタ。こんがりときつね色のパン生地からのぞくグリーンのフィリングが見た目も美しく、もちろん味も抜群。グリーンピース嫌いの方でもこのパラタならパクパク食べられてしまうことでしょう。カレーのサイドとして。ライタやピクルスと合わせて。そしてランチボックスとして。お好みのスタイルで楽しんで。
< 実物 >
・スイートココナッツパラタ Sweet coconut paratha
インドのベジタリアンは総じて甘いものが大好き。中でもココナッツのスイーツはとっても人気で、そのあまーいココナッツのフィリングを包んで焼いたのが2つ目のスイートココナッツパラタです。噛みしめるごとに口いっぱいに広がるココナッツのうまみ、その中でほのかに香るカルダモンがいい仕事をしています。スパイシーな食事とも合いますが、ティータイムのお供としてもおすすめです。
< 実物 >
Yam curry / Suran sabzi
●ヤムイモのカレー(スランサブジ)
火を入れるとほくほく、そしてねっとりとした食感とほのかな甘みが特徴のヤムイモ。インドのスパイスとはとてもなじみがよく、カレーにぴったり。今回はアルティさんのお母さん秘伝のスパイスで極上のカレーに仕上げました。香り豊かなスパイスたっぷりのグレービーをまとったヤムはまさに至福の味。フレッシュなコリアンダーリーフを添えてパラタともに召し上がれ。
< 実物 >
Moong palak vada
●ムングパラクワダ
インドでも人気のスナックワダ。いろんなバージョンがある中、ムング豆とほうれん草を入れたワダをご紹介します。黄金色のワダの中にほうれん草のほのかなグリーン。色味がいいだけでなく栄養もたっぷりです。食べるタイミングのおすすめはずばり揚げたて。カリッと芳ばしい豆の香りが鼻孔をくすぐり、たまらない美味しさです。
< 実物 >
Pumpkin raita
●かぼちゃのライタ
ライタとはヨーグルトのサラダのこと。スパイシーな料理とヨーグルトのハーモニーは格別で、料理のグレードをぐっと引き上げてくれます。このライタにもいろんな種類がありますが、今回選んだのはかぼちゃ。かぼちゃのほのかな甘みとスパイスがヨーグルトによくなじみ、そのまま食べても満足度の高い美味しいライタとなっています。パラタに合わせても絶妙な美味しさです。
< 実物 >
Kachalu(Potato chat)
●カチャル(ポテトチャット)
インド版おつまみのカチャル。ポテトを使ったカチャルの起源はインド北部のガヤという地域。茹でてスライスしたポテトにたっぷりのスパイスを合わせて作るため、油で揚げるスナックが多いインドの中ではとってもヘルシーなおつまみなんです。ポテトをさつまいもやほかの根菜類に変えてもおいしくできますよ。
< 実物 >
Urad daal ladoo
●ウラドダルラドゥ
豆の粉で作る日本の落雁のようなお菓子、ラドゥ。ヒンズー教の神ガネーシャの大好物とされ、8月末から9月初めころにあるガネーシャフェスティバルからインドの新年ディワリ(今年は11月7日)まで、家庭でよく作られます。ほろりとほぐれる食感そして豆の風味の次に来る強い甘さはまさにインドのスイーツならでは。今回はウラド豆を使ってお祭り時期の特別なお菓子、ラドゥを作ってみましょう。
< 実物 >
Indian shop tour
◆インド食材店ツアー(希望者のみ)
アルティさんが丁寧に楽しく葛西にあるインド食材店にご案内。はじめてインド料理を習
う方にも、ひさしぶりに体験する方も、知識満タンでお楽しみいただけます。ご希望の方
のみご参加頂けます。当日お申し出ください。
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お料理は料理名としてのイメージのため実物とは異なります
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※注)取りあえず押さえておく為のご予約はお断りしております。
※ご入金後のキャンセルはご返金できませんので、ご出席できない場合は代理の方をご紹介くださるか、ご欠席のご連絡をお願いいたします。ただし家にあがって習うクラスですので、譲った方は譲った人の責任をもっていただくかたちになります。ネットでの販売・譲渡は不可です。
※他のクラスへの変更はできません。
※お申し込み後初めての方は3日以内、リピーターの方は5日以内にお振込みいただく前金制です。
※持ち物:エプロン、筆記用具、カメラ等
※待ち合わせ場所:指定カ所でお待ち合わせ
※おこさま連れはティーンエイジャーから参加可能。大人1名としてご予約ください。
※クラスの終了時刻は1時間ほど延長になる可能性があります。