大江戸線勝どき駅 日本語でのクラスです。 (3月から新しいお家へ引っ越します)
中国ではちょうど立春のころ春餅(チュンピン)を食べる習慣があります。春餅は薄くて弾力があり、日本に皆さんには北京ダックと一緒に運ばれてくるクレープといえばピンときてくださるかもしれません。そこで4月は皆さんと一緒に春餅(チュンピン)を作り、いろいろなおかずと一緒に食べる春餅の宴を作りたいと思います。
五色生野菜
上海やきそば
豚レバーの香味ソース
春餅2吃(蒸/烤)
・春餅2種類 焼き&蒸し
手作りした春餅は焼きと蒸し、両方で味わっていただきます。蒸籠で蒸された柔らかな春餅。カリっと香ばしく焼きあげたもの。食感と風味の違いを楽しんでみてください。
< 実物 >
五彩生菜盤
・五色生野菜
春餅の第一の皿で、これがないと宴は始まりません。春の宴にぴったりの彩り豊かな野菜の盛り合わせです。実はこれにも意味があって生野菜の細切りを並べたこのお料理は別名「春のプレート(春盤)」と呼び、これらを食べることを「春を食べる咬春)」と言います。春の訪れを表現する大変美しい意味合いのお料理です。
< 実物 >
滷牛腱
・牛スネ肉の香味煮
牛肉は甘くてジューシーです。春餅のおかずはもちろんのこと。冷やして薄くスライスしてもいいですし、そのまま牛肉麺の具にしても美味しいですよ。
< 実物 > お写真右下
滷味豬肝
・豚レバーの香味ソース
通常宴会の時にでてくるお料理です。春餅のおかずです。豚レバーの冷たいお料理で香味ソースをかけることで、食の進む味わいに。お酒のおつまみにもぴったりです。
< 実物 >
炒土豆絲
・ピリ辛シャキシャキじゃがいも炒め
細切りにしたジャガイモのシャキシャキ感が抜群!日本人は人気のこのお料理は、こちら単体でも、お肉と一緒に春餅に巻いても美味しくいただけます。
< 実物 >
合菜戴帽
・キノコの五目炒めに玉子帽子かけ
炒め物の上に帽子が載っているという名前のお料理です。帽子代わりに卵を焼いたものを乗せます。卵が崩れぬよう固目に焼く工夫がされています。中国ではお嫁さんに行った娘さんのためにお正月の2日めに出す風習がある地域もあります。年末とお正月はご主人の家でお料理をし、お嫁さんが実家に戻りほっと一息をつきながらお母さんの作ったこの「合菜戴帽」を食べるのです。
< 実物 >
上海肉絲炒麵
・上海やきそば
浓酱赤油(濃い醤油色)の上海焼きそばです。味付けが濃いので、ビールととてもよく合う上海名物です。大勢で集まってお料理を食べた後に、締めで食べることも多いです。老抽という濃い醤油を使うスタンダードな上海やきそばは、香ばしい醤油風味で病みつきになりますよ。
< 実物 >