●チリピクルスを作り
ルーマニアは旬の野菜はその時期にしか食べないという風習が昔から根付いています。そのため温室で育てることがなく、代わりに沢山の保存食を作ります。また１９世紀に缶詰が発明されるまでヨーロッパでは、長期保存用に収穫された時期に、燻製・塩漬け・ピクルス・ジャムなどの砂糖漬け・発酵（ワイン）を中心に作っていました。夏の新鮮なチリをつかって中世の時代から作られているピクルスを漬け込みます。

●パンの器「ブレッドボウル」
パンで作った器に料理を盛りつけたブレッドボウルは東欧では昔から人気のあるお料理です。外はパリッと固く、中はふんわりと柔らかいため、ちぎりながらスープを楽しめるよう工夫をしました。ブレッドボールは一人一個お出しします。中にシチューを入れるため、事前に作りますが、クラスでは実際に一つ作り方をお見せします。一度コツを覚えたらいろんなシチューで応用できますよ。　

●ルーマニアのポークシチュー
今回はブレッドボウルに合う豚肉とお野菜たっぷりのシチューが中に入ります。ふっくらとしたパンをシチューに浸してお召し上がり下さい　

kürtőskalács - Kurtos Kalacs(splitted cake) 

● トランシルバニアの煙突ケーキ(クルトゥシュカラーチ)：ルーマニア版自家製バームクーヘン
キルテシュ カラーチは最も古いルーマニアのトランシルバニアの焼き菓子のひとつです。 実はドイツ人はこのケーキにヒントを得てバームクーヘンを考案したと言われています。 もともとは煙突のパイプにドウを巻きつけたことがこの名前の由来です。 遠くからでも甘い香りが漂ってくるので、お祭りの屋台などでも売られています。薄くて甘いパン生地はバターとグラニュー糖で覆ってから、柔らかさと歯ごたえの絶妙なバランスで 黄金色に焼き上げます。ミミさん自慢の郷土菓子をお試しあれ！

●サービスメニュー

作り済みでもう１品ご用意いたします。何が出るかお楽しみに。。次のクラスの試作品などが登場することも！

写真はパプリカのサラダ　と　新作のメニューの試作で手作りのママリガにほうれん草、フェタチーズをいれ、オーブンで卵を乗せて焼いたものです。
何という名前なのかは分かりません。でもとても食べやすくて、グルテンフリーで、タンパク質あり、カルシウムあり、緑黄色野菜も入って、栄養的にも良いなぁと感じました。とのことです☆

●ウェルカムドリンク　過去の例

Wine, Tuica (Romanian strong liquor, same as vodka)
●ワイン, ルーマニアの蒸留酒「ツイカ」
ワイン、もしくは「ツイカ」をお出しします。「ツイカ」はプルーンなどフルーツから作られる蒸留酒で、アルコール度は30%から50%を超えるものもある、ルーマニアを代表する伝統的なお酒です。家庭で作られることが多く、洋ナシ、ぶどうなど様々なフルーツが使われます。アルコールが強いので倒れないように、ほんの少しどうぞ。

Coffee or Tea
●コーヒーまたは紅茶

●お持ち帰り：チリピクルス