< 明るくお喋り上手なジョアンさん！>

●1、上海風ひき肉のレタス包み
豚ひき肉と海老、鶏肉を合わせた肉餡、大根の漬物、胡桃の炒め物と共に、みずみずしいレタスに包み込んでいただきます。漬物の味わいと食感、揚げた胡桃の香ばしさが肉飴の旨味を引き出してくれます。秋の乾燥に潤いを与える一品です。

●2、自家製金華ハム、茶樹菇、竹蓀，銀杏、山芋と老母鶏薬膳土鍋スープ
手間かかりますが懐かしい私の家族の味です。
このスープは三時間以上煮込みむことで、皮剥きの親鶏はトロトロ、最後入れた山芋も程よくホクホク、棗（なつめ）、いくつかのキノコ、夏で疲れた体を滋養する栄養素がたっぷり入っています。歳をとってもう卵が産めなくなった雌鳥を中国では老母鶏と呼びスープなどに使われます。
鶏は長く育つほど旨味が増すといわれているため、濃厚なうま味を秘めたコクのスープが楽しめます。
冬に作り方を行った自家製金華ハムをここでは使用します。金華ハムはイタリアのパルマハム、スペインのハモンセラーノと並ぶ、世界三大ハムの一つです。中華の出汁を取る上で、非常に重要な役割を持っています。

●3、鯵の上海定番熏鱼料理
上海冷製の定番です。本来、上海では淡水魚を使用してつくりますが、日本ではなかなか手に入らないため鯵（アジ）を代用してつうります。上海熏魚は、燻製するという意味では無く、見た目は燻製のようですが、つけダレに浸することもしません。しっかり味付けして、揚げた魚を何日置いてもさくっとした食感を残すのが特徴です。五香粉を使った甘い酸っぱいタレを揚げたての時、ジワと一瞬だけタレをかけます。　

●4、上海スタイルの叉燒パイ
月餅の生地で使用した、サクッとしながらもフワッとした口当たりのよい層が多めのパイ生地に甘辛い叉燒（チャーシュ）餡を包み込みます。上海の租界文化を代表するお菓子です。叉烧の餡つくりも行い、叉燒パイは一人３－４個作ります。　

●5、鳥の砂肝柔らか煮に上海の茶葉玉子添え
砂肝を柔らく煮込んで作る、お酒にも、ご飯にも相性が抜群のお料理です。茶葉玉子は全ての味付けは塩、香り付けは烏龍茶と基本のスパイスのみで作ります。醤油は一切使ってないです！お茶の香りを存分に楽しめます。

●6、塩漬け玉子の作り方１か月かけて白酒を浸して作ります。家鴨玉子を手に入れなくても、上手に自家製出来る塩漬けをお教えします。
塩漬け玉子は、茹でてお粥と食べる伝統的な朝食のおかずです。特に塩漬けの卵黄を色々な料理に使います。たとえば月餅や、お菓子など…。おかずでは豆腐チゲや海老挽肉団子の中にも卵黄を入れます。１１月は蛋黃酥と呼ぶ「塩漬け卵入り月餅」を作ります。
教室に参加している方々には是非帰宅後、塩漬け玉子を私と同時に作っていただき、1カ月ご卵を使ったお菓子を教えますので、ぜひ自宅でも蛋黃酥つくってみてください。

＜サプライズ＞

その日に何かサプライズメニューをサービスとしてご用意します。レシピはつきませんが皆様へのプレゼントです。

６月のある日は薩摩芋入りサラダ、とよだれ鶏肉二品と、レモンネードのもウィスキーカクテルを出したりしました。９月もピナコラーダ入りのパイナップルケーキなど３品がサプライズで登場しました