メキシコから英語によるZOOMレッスンをお届けします
メキシコの国旗をモチーフにした独立記念日に食べられるチレ・エンノガーダ。その昔、メキシコのプエブラを訪れた当時の皇帝が偶然にこのお料理に出会い惚れこんでしまい「独立記念日の料理」とし認定しました。
本来はチレ・ポブラノと呼ばれる大きな甘唐辛子の中に詰め物をして作りますが、日本ではチレ・ポブラノが手に入らない為エンチラダスにして作る方法で皆さんと作りたいと思います。ひき潰したクルミを混ぜた生クリームをかけ、ザクロの実、イタリアンパセリ又はコリアンダーをあしらった料理で、緑・白・赤とメキシコの国旗の色を表している名物料理です。 素材もこの時期ならではのものをふんだんに使用します。
■ZOOMで行うレッスンです。見学だけでも可能です！ 先生と同時調理実習をご希望の方は材料をそろえていただきオンラインレッスンで一緒に調理します。
■日本時間の朝１０：００はメキシコでは前日の夜２０：００です（サマータイム ４月４日から１０月３１日まで）
●チレエンノガーダ風味のエンチラダス
今から３０年ほど前、１９９２年に製作されたメキシコの映画「赤い薔薇ソースの伝説」に登場した映画にも登場したお料理です。今ではほとんど見られなりましたが、メキシコの特に大きな農家などで一番最後に生まれた末娘が結婚をしないで親の面倒を見なくてはいけないというしきたりがありました。
映画はこの古いしきたりに従って親の面倒を見るティタの物語が描かれています。ティタの家では季節の行事ごとや婚礼などで大勢の客を招いて祝宴が開かれます。その数々のお料理を台所でティタは作り続けます。
ルシオさんも親類の末娘にあたる叔母様がしきたりを守り親の面倒を見ていた時期がありました。その間、彼も結婚をせず見守っていてくれたんですが。。。ご両親が亡くなったとたん彼氏が若い子に走ってしまったと大騒動が起きたことも。
今でもその風習は残っているのでしょうか。。ルシオさんに聞いて見てくださいね！
さて映画にも登場する「チレエンノガーダ」はクルミや林檎、アーモンドやザクロなどを使った思わず味見をしたくなる一品。祝いの席で食べるお料理のため、使う材料もとても本当にふんだんに使われます。是非甘いこの魅力的なお料理をつくってみてください。
●グリーンライス
メキシコらしい香草コリアンダーを使ったサルサと共に炊きあげる香りよい一品です。お米はバスマティやジャスミンライスまたは日本米を使います。
スーパーで手に入る材料でつくれます。
※メキシコ料理の特徴： メキシコはアステカ時代「鉄」というものが存在しませんでした。
そのためモルカヘテと呼ばれる石の鉢を使いサルサを作る「すりつぶす」工程が今でも多く調理に使われます。
現代はモルカヘテの代わりにブレンダーを使うことが増えてきました。
クラスでもジューサー（ブレンダーを使います）
●ルシオさんの住むクエルバナカの町
