自宅でのレッスンではなく、またお料理やお菓子はつきません。日本語の動画と日本語レシピを配信するレッスンです。
■動画とダウンロードできるレシピの配信です。
■配信は2022年11月1日ごろです。
■動画はダウンロードをしなくてもurlから期限無制限で閲覧ができます。
■テーマに沿った14本のレシピと動画が付きます。デジタルレシピブックは70ページを予定しています
■Zoom レッスン付き (自由参加です。当日ZOOMレッスンにご参加されないかたはライブは録音してご予約した皆様に後からお送りいたします)
①11月4日(金)と11月19日(土) 15:00-19:30
※2日間とも同じメニューです。お好きな日に御参加ください。自由参加です
■お料理に関するご質問はわたしアントニアのほうで受け付けています ズーム以外でもお気軽に直接ご連絡下さい。質問掲示板も作りました。
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動画とzoomレッスン
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場所:各自参加者のご自宅
携帯:動画でレッスン内容を配信 講師の質問受付
Introduction
秋は美味しい果物や野菜、木の実がたくさん実る季節です。秋は、冬でも美味しく食べられるように、沢山の野菜を漬け込み、様々なジャムを作って一年を過ごします。
漬け物の代表的なものは、キャベツ(ザワークラウト)とキュウリ(ピクルス)でどちらも人気があります。秋から冬にかけての冷たい雨の日には、スープやシチューなど、温かくて食べ応えのある料理を沢山作ることが出来ます(例:ソルジャンカ)。
夏の終わりから秋にかけては、りんご、プラム、かぼちゃ、栗、ヘーゼルナッツなどのナッツ類も熟します。これらを使って、とても美味しい甘いお菓子やパンを色々と焼くことができるのです。そのため、寒い日のデザートに温かいアップルシュトゥルーデルを食べると、子どもから大人まで、誰もが笑顔になります。
ライブ・ズーム・クラスでは、生徒さんと一緒に美味しい夜食を作ったり焼いたりするのが楽しみです。その後、ご家族と一緒にソファで幸せな気分で一日を終えてください。そして翌日は、残ったソーセージ(レバーケーゼ)をお弁当として、とても美味しい特製サンドイッチを作るのが楽しみです。
またお会いして、ドイツの秋の料理だけでなく、秋の伝統についてお話できることをとても楽しみにしています。
今回のレッスンの動画での簡単なご説明
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レシピの紹介
<zoomレッスンの章> 自由参加。当日ご参加されない方、ご参加された方に録画をお送りします
11月4日(金)と11月19日(土) 15:00-19:30
テーマ>ドイツの晩ご飯
※2日間とも同じメニューです。お好きな日に御参加ください。自由参加です (録画付)
15:00-19:30
レッスン前に全ての食材の準備(カット、計量など)をお願いします。 金曜日と土曜日は同じレシピを作ります。二回参加するのも可能です。 参加出来ない方の為にZOOM クラスを録音し、クラス後アップロードします。
<動画とレシピ レッスンの章>
ザウアークラウト(ザワークラウト)は白キャベツを乳酸発酵させて保存したものです。ザウアークラウトは一般的に、他の食材と一緒に調理をし、おかずとして食べることが多いです。また、東ドイツや東欧のスープやシチューにもよく使われます。ドイツの代表的な国民食として国際的にも認知されています。乳酸発酵による野菜の保存は、世界各地で古くから行われている技術です。古代ギリシャやローマ帝国では、すでに白い野菜の酸味がこのようになることは知られていましたし、中国でもそうであったようです。 韓国では、7世紀にはザワークラウトの変種であるキムチが開発されました。ヨーロッパのザワークラウトと異なるのは、白菜などアジアの食材を使用している点です。 1270年頃、ドイツの文献に初めてザワークラウトが登場します。
ピクルスはキュウリの甘酢漬けを低温殺菌したものです。とても小さなキュウリはコルニッション[kɔrniˈõs]と呼ばれています。ディル、イエローマスタードの種、玉ねぎ、塩、そして場合によっては砂糖と胡椒がスープに含まれることが多いです。
その成分構成から、キュウリは特に妊娠中に適した食品とされています。そのため、ドイツでは、女性がキュウリの酢漬けを食べたくなったら、それは妊娠の兆候とされています。
例えば、パンとチーズを添えた夕食、ポテトサラダ、ホットドッグ、ハンバーグ、東ドイツや東ヨーロッパの多くのスープやシチュー(ソリャンカなど)、目玉焼きやフライドポテト(これは農家の朝食と呼ばれています)などに、添え物として、調理をする具材としてキュウリのピクルスは多く使用されます。
”ケーゼ(チーズ)”という呼称は、単にレバーケーゼが箱型であることに由来しています。ソーセージを四角いパン型に入れて、オーブンで低温焼成します。スーパーで売っているひき肉で、とても簡単に短時間で作ることができるソーセージを作りましょう。そのため挽肉を作るミンサーやソーセージを充填するためのフィラーのような特別な器具は必要ありません。ソーセージのケーシングも必要ないのです。
レバーケーゼは、南ドイツに伝わる伝統的なソーセージです。焼きたてを温めて食べたり、厚切りにして揚げたり、冷たいまま甘いマスタードをつけてロールパンに挟んでサンドイッチのように食べたり、薄切りにしてパンにはさんでハムのように食べたりと、さまざまな食べ方があります。小さな角切りにしたレバケーゼは、例えば小さなソーセージの代わりに、多くのスープやシチューに入れることができます。
サワークラウトは、食べる前にいつも他の食材と混ぜて食べます。一番人気はアップル・ザウアークラウトです。りんごとスパイスをふんだんに使って調理しています。揚げたてのレバークーゼ、キャラメリゼしたスイートオニオン、クリーミーなマッシュポテトとよく合います。レバーケーゼの代わりに、焼きソーセージがとてもおいしく食べられます。
セゲドグラーシュは、ハンガリーをルーツとする非常に濃い味のグラーシュの一種です。寒い季節にぴったりの肉料理です。また、ルーマニア、ハンガリー、ベッサラビア(現在のモルドバ、ウクライナ)のトランシルバニア・サクソン人など、ドイツからの入植者にもこの料理は取り入れられました。ハンガリー語の「セゲドグラーシュ(Székely gulyás)」は、セゲド市のことではなく、ハンガリーの作家で詩人のヨーゼフ・セケリ(1825-1895)の名前であり、「この絶妙な料理にインスピレーションを与えた人物」(ハンガリーの料理人カーリー・グンデル(1883-1956)によれば)を指します。おそらくドイツ名では誤解を招く恐れがあります。
ザワークラウト、トマト、豚肉や牛肉をふんだんに使った料理です。
「ソリャンカ」は、旧東ドイツの定番のお料理です。酸っぱくて辛いシチューは、主にソーセージや肉の残りで構成されています。東ドイツ時代、思い通りの食材を手に入れるのが難しいことが多かったので、このお料理は大変重宝しました。家に常備してある缶詰や、余ったお肉でも大丈夫です。
ソリャンカ(ロシア語:солянка)は、おそらくロシア・ウクライナ料理が起源であると思われます。ソリャンカとは「塩漬け」という意味で、ロシア語の「塩(ソル)」に由来します。肉ソリャンカのほか、魚ソリャンカ、きのこソリャンカなどがあります。
ハチミツでキャラメリゼしたフライドマッシュルームと洗練されたオレンジのドレッシングを添えた温かいグリーンサラダです。秋の寒い日に、焼きたてのパンと一緒に、あるいはチーズのスパッツレやポテトグラタンと一緒に夕食にすると、とてもおいしいサラダです。
ライ麦粉や全粒粉が入っている生地は強力粉で作られている為、生地が重いです。そのため普通のイーストの力では生地が発酵しません。フワフワのパンになるためには強いサワー種が必要です 。そのためライ麦パンは伝統的で少し酸っぱい味がします。これがサワー種が生む味わいです。
栗は、秋になるとおいしくなる特別な食材のひとつです。栗を使ったおいしいお菓子はもちろんのこと、ヘルシーでおいしいパンも作れます。栗のほか、生地にはスペルト小麦粉をふんだんに使っています。そのため、小麦粉を使った通常のパンに比べて、ミネラルやビタミンを多く含むパンができるのです。また、糖尿病患者の方にも非常に適したパンです。このサワー種はとてもマイルドなので、パンの味もサワー種特有の酸っぱさがありません。パンの味はとてもマイルドで、ジャムやハチミツ、チーズやハムなど、どんなトッピングにもよく合います。
10.Kürbisbrot - かぼちゃパン
このパンのレシピは20年前、北ドイツのウィークリーマーケットで、とても年配の農夫の奥さんから教えてもらったものです。年中無休で何十年も販売し、お客さんに大人気だったそうです。私の家族全員がこのかぼちゃパンが大好きで、このパンを食べたことのある人は、みんないつもレシピを教えて!と目を輝かせます。数年前、日本で初めて生徒と一緒に焼いたときも、とても人気があったんです。生地にかぼちゃが沢山入っているので、パンはとてもしっとりしていて、鮮やかな黄色いオレンジ色で、かぼちゃのような美味しい味わいです。味はほんのり甘く、バターとジャムを塗ってトーストするなど、甘い朝食や午後のおやつにとても向いています。
11.Nussecken - ヌスエッケン (ドイツのお菓子)
ずっしりと重さのあるドイツのケーキです。「ヌスエッケン」の歴史は、バイエルン州のニュルンベルク市から始まります。このお菓子が文献が初めて登場するのは1700年です。 もともとヌスエッケンは、「ちゃんとした」お菓子作りのための材料が不足していたことから生まれました その頃、ニュルンベルクのパン職人ヴィルヘルムス・ブラントヴァインは、原料不足の課題に挑み、代替原料を使ったお菓子作りに着手しました。粉類とヘーゼルナッツだけで構成されたお菓子を作ることが目標でした。こうして初代ヌスエッケンが誕生しました。もちろん、当時は砂糖が非常に高価な原料であったため、味も違い、現在のような甘さはありません。
現在では、ショートクラストペストリーをベースに、アプリコットジャムを重ね、ナッツを厚く敷き詰め、チョコレートでコーティングしたものがクラシックなヌスエッケンです。形状は常に三角形です。
12.Wiener Apfelstrudel - ウインナ・アップル・シュトゥルーデル
シュトゥルーデルとは、ロール状の生地に詰め物をして焼いたり茹でたりしたお菓子のことでオーストリアの代表的な国民食の一つです。。シュトルーデルの生地は、おそらくアラビアが原産で、そこからエジプト、パレスチナ、シリアを経てトルコに伝わったと思われます。1453年、オスマン帝国がコンスタンチノープルを征服後、トルコのバクラヴァやピタパンから変化を遂げたレシピがバルカン半島を経てウィーンに伝わったのがシュトルーデルといわれています。ドナウ王朝の時代、ウィーンにはハンガリーからアップルシュトゥルーデル(ハンガリー語:Almásrétes)が伝来しました。16世紀から17世紀にかけてのトルコ包囲網の中で、ハンガリー人はウエハースのように薄い手延べ生地の作り方を習得し、1696年、市庁舎内のウィーン図書館で、初めてアップルシュトルーデルが文章で紹介されたのです。やがて、それぞれの国の料理(例オーストリア料理)に組み込まれ、国際的に広まりました。アップルシュトゥルーデルの中身は通常、薄く切った甘酸っぱいリンゴを風味よく味付けしたものす。フレッシュで温かくさっぱりとした味わいで、冷たいままでも、後から温めても美味しく召し上がれます。部分的にアイシングシュガーで覆われていることも多いです。時には、アップルシュトゥルーデルにバニラソースをかけたり、バニラアイスやホイップクリームを添えて食べることもあります。
13.Winterliches Pflaumenmus - おばあちゃんのレシピ 冬のプラムジャム
祖母は毎年秋になると、プラムジャムを作り生涯作り続けました。シナモンなどのスパイスが効いているのでクリスマスっぽいですが、一年中おいしく食べられます。私の祖母は、私が小さい頃、毎年40瓶以上のジャムを作っては、家族全員に1年分のプラムジャムをプレゼントしてくれていました。祖母が亡くなってからは、毎年母と私でプラムジャムを作ってみんなに食べてもらっています。子どもたちも毎年新しいジャムを楽しみにしています。
プラムジャムはパンに塗るだけでなく、クリームと一緒にケーキやドーナツのフィリング、シュークリームなどに使ってもおいしいです。通常は生のプラムを使いますが、一年中スーパーで売っている冷凍プラムでも大丈夫です。また、ドライプラムからプラムジャムを作ることもできます。
14.Weihnachtlicher Pflaumenlikör - クリスマス・プラム・リキュール
プラムリキュールは、とても特別で簡単に作れるクリスマスプレゼントです。日本の梅は英語でプラムと呼びますが、日本の梅酒とはかなり違います。梅ではなく、紫色のプラムを使うんです。また、クリスマスのスパイスをふんだんに使い、ベースにはウォッカを使用しています。飲む前に1ヶ月以上寝かせるので、ちょうどクリスマスに間に合います。通常は生のプラムを使いますが、一年中スーパーで売っている冷凍プラムでも大丈夫です。また、ドライプラムからプラムジャムを作ることもできます。
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