サブレブルトンを持ってピクニックにいってみませんか？（写真ピクニックイメージ）

■ポテトの巣の中のエッグココットとフランスのチーズ

ココットとは小さな耐熱性の陶器製の焼き型を指し、スフレ皿、スフレ型とも呼ばれます。卵料理やスフレ、プリンなどを作る時に使われます。また、焼き型だけではなく、料理そのものの名前としても使われます。今回は焼き型を使った卵料理ですが、型を利用してジャガイモとにんじんで見た目をかわいらしい鳥の巣のように成型する方法を教えたいと思います。

■グリーンアスパラのスープとホワイトアスパラのヴルーテ

ヴルーテはアルマンド、ベシャメル、エスパニョールと並ぶフランス料理での４つの基本ソースの一つです。この４つの基本ソースはフランス料理の発展に大きく貢献したシェフ・パティシエであるアントナン・カレームが19世紀に定めました。ヴルーテはフランス語でベルベットを意味する単語が語源で、ルーをブイヨンで伸ばしたビロードのように滑らかなソースです。グリーンとホワイト、2種類のアスパラを使い、グリーンのスープの上に白いヴルーテソースのコントラストが美しい一品です。

■ホタテと魚のクネル、蟹のクリームソース 

 クネル、というのは様々な食材をボール状に成形したもので、フランスの多くの地方で伝統的な料理に見られます。またこのクネルはドイツのジャガイモの団子、 クヌーデルが起源と言われています。以前はクネルはお料理の付け合わせに使われましたが、 現在ではクネルそのものをメインディッシュとしていただくことが多くなっています。 クネルもいろいろなレシピがありますが、今回は‘フランス版つみれ’とでも言えそうな魚のクネルを作り、 グラタン仕立てにします。どんな魚を使うのかは当日のお楽しみ。蟹のクリームソースとのコンビネーションが絶妙。もちろんワインと一緒に食べれば美味しさが倍増します。

■いちごのサブレ・ブルトン 

サブレ・ブルトンとはブルターニュ地方に伝わる手作りのバターサブレ。厚手の生地でバターたっぷり、リッチな味わいです。今回は伝統的なレシピにアレンジを加え、お店で買えるサブレよりもっと大きなサイズで作り、生地にはいちご、ココナツフレークを加えます。いちごのフレーバーとざくざくした食感が楽しいサブレです。ピクニックなどのお持ち寄りに華やかな紅一点を。ピクニックに赤いチェックのシートやロゼワインと一緒にいかがですか？

●サイドディッシュはいつも当日のお楽しみ。当日のメインに合わせてジャックが当日手に入る材料で作ります。

Wine
●ワイン


Tea or Coffee
●紅茶かコーヒー