●柴魚豚骨花生粥（サイ・ユ・ターン・グワット・ファ・サン・ジュック）かつお節、豚骨、花生（ピーナッツ）を使った中華のお粥
香港の郷土料理です。私たちの地域では昔からお粥を食べる習慣が根付いています。この干しカツオとピーナッツ、豚骨を使ったお粥は伝統的な料理で、深い味わいがあり、朝食やランチに最適です。滑らかなお粥の作り方もお伝えします。香港産の乾燥カツオを使って、本格的な味をお楽しみください。

●日本の鰹節を使ったお粥と香港の鰹節を使ったお粥の食べ比べ

※みなさん香港にもカツオ節があるのはご存じですか？香港の鰹節は魚の身を薄くスライスし、天日干しにした後、燻製にします。これにより、独特のスモーキーな風味と香りが生まれます。一方、日本のカツオは、主に魚の身を厚くスライスして天日干しにし、燻製のプロセスは省かれることが多いです。その結果、日本のカツオ節は香港の乾燥カツオよりもあっさりとした風味が特徴です。日本の鰹節を使ったお粥と香港の鰹節を使ったお粥。両方の食べ比べ体験もしていただけます

●台湾式菜脯煎蛋（チョイ・ポ・ジン・ダム）　干し大根の卵焼き
台湾料理やお弁当に欠かせない干し大根と卵の炒め物。夕食にもぴったりで、風味豊かなネギが飽きさせません。

●手作り陳村粉（チェン・チュン・ファン）
広東省で一般的な米粉で、涼しさ、つるつる感、柔らかさが特徴。40種類以上の調理方法があります。クラスで行うのは伝統的には薄切りの麺を蒸して生姜風味の調味料をかけていただくスタイルです。

●豆豉鶏蒸陳村粉（トウチジーチンチュンフェン）豆豉（豆鼓）を使った鶏肉と陳村粉（米粉）の蒸し料理
この蒸し料理は豆豉の香りで食欲が増す一品です。柔らかい鶏肉と陳村粉の相性が抜群で、皆さんと一緒に作って楽しみましょう。

●醬皇蝦小炒王（ジョンワンハシウチャウワン）海老と野菜のXO醤の炒め物
香港の飲食店のメニューで「小炒王（シウチャウワン）」という言葉をよく目にすることがあります。
一般的に、小炒王の具材はニラ、干しエビ、豆腐、イカなどが使われます。先祖供養の残り物という言い伝えもあることから、「炒めてお皿に埋まるほど」たくさんの具が入ることが特徴ですが、それ以外に面倒なことはありません。お好みで具材を増やしたり減らしたりできますので、要はXO醤を忘れずに加えてください。小炒王を作る際に一番重要なのは、中華鍋を使って調理することです。

●食前：中国茶
食事の前に、香り高い中国茶を楽しみましょう。食欲をそそるだけでなく、リラックス効果も期待できます。

●食後：ローカルミルクティー
茶葉の入手が難しくなっていたローカルミルクティーが、半年ぶりに再開します。食後のデザートにぴったりな、香り豊かで濃厚な味わいをお楽しみください。