■フローレンスさんの食卓（過去の例）～毎回テーマによってコーディネートが異なります

●アンティパスト（前菜）バストンチーニ・ディ・パスタ・スフォリア・アル・フォルマッジョ
軽い食感で、おもてなしやパーティーでの前菜として人気があります。さまざまなチーズやハーブを使ってアレンジすることができるため、様々な味を楽しむことができます。

●プリモ・ピアット（第一の皿）リゾット・ディ・サルモーネ・エ・ピセッリ・コン・マスカルポーネ　～えんどう豆とサーモンとマスカルポーネのリゾット
リゾットは季節の食材を活かすことができる万能料理です。春を祝うには、ピンクと緑のパステルカラーがぴったりです。この料理では、ローストサーモンをエンドウ豆とミントのピューレと組み合わせています。
見た目も美しいだけでなく、軽やかでクリーミーな食感が楽しめます。リゾットには通常バターとパルメザンチーズで仕上げますが、このリゾットのクリーミーさはマスカルポーネチーズからきており、ほんのりとした甘さがあります。レモンの皮を加えて、さっぱりとした仕上がりになります。

●セコンド・ピアット（第二の皿・メインディッシュ）ペッシェ・オラータ・コン・クレマ・ディ・ピスタッキオ～桃色の鯛　ピスタチオとオレンジのソース
桃色のため鮭に見えるかもしれませんが鯛を使ったお料理です。
ペッシェ・オラータは、日本の鯛に似ているので、代わりに鯛を使います。淡白な白身魚なので、クリームソースと相性が良いです。
ピスタチオはジェラートでよく見かける味ですが、タンパク質を含む料理にも合います。オラータのクリームソースには、ピスタチオとオレンジの風味が生かされます。この料理は季節の焼き野菜と一緒にお楽しみいただけます。イタリア語で野菜を意味する「ヴェルデューレ」は、「ヴェルデ」（緑）という言葉に由来します。料理教室の生徒さんには、「緑の食材」がイタリア料理の基本であることをお伝えたいと思います。緑の食材はイタリアの食生活にとって非常に重要だからです。

●ドルチェ（デザート）チャンベッラ・アル・ヨーグルト・エ・ピスタッキオ
近年、日本では「クレマ・ディ・ピスタッキオ」が人気の調味料となり、他のナッツバターに代わる選択肢として注目されています。今回作るチャンベッラ（リングケーキ）には、クレマ・ディ・ピスタッキオ（ピスタチオのクリーム）が入っており、
焼くと底面にキャラメル状になります。ヨーグルトが入っているおかげで、ケーキはしっとりとしており、午後の品の有るデザートにおすすめです。

Coffee or tea

●コーヒーまたは紅茶

お飲み物:
●ウェルカムドリンク：エスプレッソスムージー
コーヒーと好相性のスムージー。 エスプレッソでほろ苦い大人の味をおたのしみください

●白ワイン／ノンアルコールドリンク

●コーヒー/紅茶