Take out lunch box
●お持ち帰り用愛情たっぷり手作り弁当　お持ち帰り容器は各自でお持ちください
今回はランプライスをお持ち帰りいただけます。サンパットさんによる「今日のおかずで作った愛情たっぷり手作り弁当」をひとり一個おもちかえりいただきます。クラスで食べる「出来立ての料理」と「お弁当」との味の変化をお楽しみください。お持ち帰り容器は各自でお持ちください

１７世紀スリランカのオランダ統治時代に生まれたお料理で今でもスリランカではとても人気があります。特にお昼にお弁当として人気が高く、道路で信号待ちをしていると良く弁当売りが売りに来ます。
をバナナの葉で包んで蒸し焼きしたもので伝統的なレシピでは肉類を混ぜていますが、肉類1つで作ることも可能です。TVP（大豆ミート）や野菜のみを使ったベジタリアンバージョンもあります。

スリランカで浮かぶ御馳走といえば「ランプライス」というお料理。中華のチマキ、シンガポールのナシ・レマ、インドネシアのナシ・ゴレン。なんとなくこれらの仲間のにおいがする「ランプライス」。ランプライス専用のチキンカレー、ごはん、たまねぎとカツオのソース・サンボール、なすのモージュ、揚げポテト、揚げ卵などをバナナの葉に包んで蒸したお料理です。

正式といわれるにランプライスは今回作る「コトレット」というコロッケも一緒に蒸します。
ランプライスも歴史があります。オランダのスリランカ統治時代は、1658年から1796年までの期間を指します。これは、ポルトガルのスリランカ支配が終わった後、イギリスのスリランカ支配が始まる前の時期です。ポルトガルとの戦争の後、オランダ東インド会社はスリランカの大部分を支配しました。この会社はヨーロッパで最初に設立された大規模な多国籍企業で、特に香辛料貿易で知られています。この当地の時期「ランプライス」というお料理が生まれました。スリランカでは「バットムラ」とも呼ばれています。ランプライスはスリランカで伝統的に食べられている料理で、オランダ統治時代の影響を反映しています。ランプライスという名前自体が、オランダ語の "klomp"（一塊）と "rijst"（ライス）を組み合わせた言葉から派生しています。
ランプライスは、ヨーロッパの料理とスリランカの料理の融合を象徴しています。この料理はライスを主成分とし、カレーとハードボイルの卵、フライドオニオン、フルーツチャネイ（スリランカのピクルス）、などが一緒に包まれています。これらの全てがバナナの葉で包まれ、スチームで調理されます。
オランダがスリランカを統治していた時代に、オランダ人は自国の食文化を持ち込みました。そこには当時同じように統治をしていたインドネシアの食文化も含まれています。一方で、スリランカの地元の食材と料理法も同時に採用しました。このような文化交流がランプライスのような独特な料理を生み出す原動力となりました。

●イエローライス（クラスで作ります）
レモングラスやスパイス、ココナッツを使いご飯を炊き上げます。クラスで正式の乗っ取り「キーリサンバ」を使います。
キーリサンバ (Keeri Samba) は、スリランカ特産の種類の米で、その香りがよく、長くて細い形状が特徴です。この種類の米は、スリランカの特定の地域、特にドゥムバラ地域で栽培されています。
多くのスリランカの家庭で主食として利用されます。さらに、特別な祝祭や儀式で用いられることもあります。その特別な風味と質感は、スリランカ料理を引き立てます。

●ランプライスカレー(チキン）　（クラスで作ります））
「ランプライス」専用のカレーで水ではなくココナッツを使い肉にじっくりスパイスを染み込ませます。バナナの葉にごはんと一緒に蒸すことで美味しく仕上がります。

●青バナナの芽の炒め揚げ（作り済み　レシピ付き）
"Alu Kehel"の料理は、バナナの芽を細かく切り、香辛料やココナッツミルクで調理したものです。これはサラダ、スープ、カレーなどに使用され、特有の風味と食感がスリランカ料理に独特の特性を与えます。これらの料理は、スリランカの食卓や祭りで一般的に見られます。

●セーニサンボール（作り済み　レシピ付き）／スリランカ伝統のチャツネです。甘い玉ねぎや、モルディブフィッシュと呼ばれるカツオブシで出来ています。 さまざまなスパイスを配合することで生まれるフレイバーはスリランカで大変人気でランプライス以外にもパンに挟んで食べることも。 ランプライスの重要あアクセントになります。

●お魚のコロッケ/フィッシュコトレット（クラスで作ります）
スリランカには有名な３種のスナックがあります。パスタラと呼ばれる牛肉のミートパイ、野菜をいれたサモサ、そしてお魚のコロッケです。ポルトガルの植民地時代に「パン粉」をつかって揚げるコロッケがスリランカに伝えられました。このお料理、とても準備が簡単で作りやすいため、「おうちで作りやすい」とみなさんにいっていただけるとおもいます。スリランカならでは「お魚のコロッケ」を一緒に作りましょう。

●なすのモージュ（クラスで作ります）／揚げナスやタマネギ、青唐辛子と共に酢を使った甘酸っぱいマリネといった趣のお料理。 使われるスパイス＆ハーブは各家庭により異なります。

●揚げ卵（作り済み　レシピ付き）⋰ランプライスのための卵料理で通常はあまり作りません。さながらチマキの中の塩卵の役割のようなものです

Welcome drink
●ウェルカムドリンクやお飲み物など