ＪＲ大久保、大江戸線の東新宿にある山西亭。李ご夫妻が開く山西料理のお店での日本語のお料理教室です。レシピは日本語でご用意します。
中国北部、山西省。乾いた標高の高いこの土地では高粱（コーリャン）、トウモロコシ、蕎麦、エン麦、ヒエなどが収穫されることから、世界で類を見ないほど数多くの麺料理が派生しました。その数は１００種類とも２００種類とも言われています。日々の食事もほとんどが麺料理です。
また一度に食卓にのぼる麺は平均３種類ほどです。クラスでは一回の食事に出される平均的なお料理や品数を出させていただくことで日々の山西省の人々の暮らしを感じていただこうとおもいます。
第四回のメニューは夏に食べる冷たい蕎麦蒸し麺、山西省の好物ジャガイモ麺、毎朝食べる朝食の小麦粉麺の三種類をご紹介させていただきます。お箸や食器、すりおろし器など日常つかっているものを巧みに使って作る麺料理にもご注目ください。
●凉拌灌肠
リャンバン グァンチャン《ピリ辛のタレで和えた冷たい蕎麦蒸し麺》
山西省の人達が夏に食べる、冷たくてプルプルとした蕎麦粉の蒸し麺料理です。丼を使って作ることから地元では丼麺（どんぶりめん）という別名で呼ばれています。酸味と辛味が絶妙なタレを絡めていただきます。
●不烂子
ブランズ《ジャガイモの蒸し麺焼きそば》
山西省の人達が一番好きな、ジャガイモの麺料理です。細切りにしたジャガイモから麺を作り、フライパンで焼き上げます。作りたてが一番美味しくいただたけます。
●五彩拌汤
ゴサイガーター 《山西省定番の朝食。五色具材のガーター》
拌汤（ガーター）はお箸を使って作る小麦粉麺です。遠く離れたハンガリーのノッケルンやドイツのシュパッツレといった似たような麺料理があります。ガーターは丼とお箸と鍋があれば作れることから中国全域で作るようで南部では、スイトンのように大きく、北部の山西省では、お米位の大きさのサイズが好まれます。卵や黒きくらげといった５色の野菜を使ったスープ麺でいただきます。
●店内のノンアルコール ドリンクサービス
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